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お掃除機能付きエアコンは寿命が短い?故障のサインや長持ちさせるコツを解説
お掃除機能付きエアコンとは、フィルターのホコリを自動で取り除く機能が備わったエアコンのことを指します。
自動でブラシが動き、集めたホコリをダストボックスに溜めたり屋外へ排出したりしてくれるため、お手入れの手間をぐっと減らせるのが大きな魅力です。
しかしネット上では、このタイプは寿命が短い、あるいは故障しやすいといったネガティブな声も見かけます。
せっかく便利な機能を選んだのに、すぐに壊れてしまうのではと不安になりますよね。
そこでこの記事では、お掃除機能付きエアコンがなぜ寿命が短いといわれるのか、その理由や故障のサイン、長く使うためのコツを解説します。
お得にエアコンを買い替える方法についても紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
お掃除機能付きエアコンは寿命が短いって本当?

高性能かつ高価格帯の「お掃除機能付きエアコン」ですが、実はその寿命は5~7年程度といわれており、通常のエアコンの平均寿命である10年よりも短くなる傾向にあります。
掃除の手間を減らせるメリットがある一方で、なぜ寿命については不利になってしまうのでしょうか。
ここでは、その主な理由を整理して紹介します。
部品数が多く構造が複雑
お掃除機能付きエアコンには、通常のエアコンにはない部品が追加されています。
- フィルターを動かす駆動ユニット
- ホコリをかき取るブラシやローラー
- ホコリを集めるダストボックス
- 駆動ベルトやギア
- ホコリ量などを検知するセンサー
「動く部分が多い」ということは、それだけ物理的な摩耗や故障のリスクを抱えているということです。
さらに、狭いスペースに部品が過密状態で配置されているため、放熱効率が悪く、基板がダメージを受けやすいといった側面もあります。
ホコリが機械部分に溜まりやすい
お掃除機能付きエアコンは、フィルターのホコリを自動で取り除く便利な仕組みを備えている一方で「掃除機構の周辺にホコリが集まりやすい」という特徴があります。
その結果、センサーが誤作動を起こしたり、モーターの負荷が増加したりと、トラブルになるケースも少なくありません。
こうした不調はエアコン本体の故障にもつながりやすいため、定期的なメンテナンスが必須になります。
分解や修理が難しい
お掃除機能付きエアコンは、掃除機構が内部に組み込まれているため構造が複雑です。
そのため、不具合が発生した際には分解や点検に手間がかかり、修理の難易度も高くなる傾向があります。
修理費用が高額になるケースも多く「修理より買い替えた方が安い」と判断されることも少なくありません。
こうした事情から、結果的に使用年数が短くなってしまうこともあります。
お掃除機能付きエアコンによくある故障のサインとは

内部構造が複雑なお掃除機能付きエアコンは、通常のエアコンとは少し違った不具合が起こることがあります。
ここでは、比較的よく見られる症状を紹介します。
お掃除機能が動かない・途中で止まる
フィルター掃除の動作が始まらない、途中で止まるといったトラブルは比較的多い症状です。
原因としては次のようなものがあります。
- モーターの故障
- ブラシやローラーの詰まり
- 駆動ベルトのズレ
- センサーの不具合
お掃除機能が正常に動かないと、フィルターにホコリが溜まりやすくなり、冷暖房効率の低下にもつながります。
モーターやセンサー、駆動ベルトの不具合は自力では修理できないため、早めに点検・修理を依頼するのがおすすめです。
異音がする
運転終了後などにフィルター掃除が始まった際「ガリガリ」「カタカタ」といった異音がする場合は要注意です。
フィルターを動かすプラスチック製のギアが欠けていたり、内部のブラシにホコリが絡まって無理な負荷がかかっていたりする可能性があります。
異音が聞こえた場合は、一度運転を止め、フィルターがガイド(溝)に正しくセットされているか確認してください。
フィルターが汚れている場合は、手動で取り外して水洗いし、完全に乾かしてからセットし直すと解消することもあります。
この対処法を試しても改善が見られない場合は、修理業者に点検を依頼しましょう。
エアコンからホコリが落ちてくる
本来ならダストボックスに収まるはずのホコリが溢れ、吹き出し口から落ちてくることがあります。
これはダストボックスが満タン、あるいは自動排出用のホースが詰まっているサインです。
放置すると内部にホコリが逆流し、モーターの焼き付きなどを招くこともあるため、ダストボックスのホコリをすぐに取り除きましょう。
自動排出タイプの場合は、屋外にある排出ホースの出口が枯れ葉や泥で塞がっていないかもチェックしてください。
頻繁にエラー表示が出る・タイマーランプが点滅し続けている
エラーコードの表示やタイマーランプの点滅は、エアコンがセンサーの異常を感知しているサインです。
主な原因
- 掃除機構の動作不良
- センサーの誤作動
- 基板トラブル
一時的な不具合であれば、電源を入れ直すなどの再起動で改善することもあります。
まずはメーカーの指示に従い、リセット操作を試してみるとよいでしょう。
それでも症状が改善しない、エラー表示が繰り返し出る場合は、専門的な点検が必要です。
取扱説明書やメーカーの公式サイトでエラーコードの内容を確認し、修理窓口へ相談することをおすすめします。
嫌なにおいがする・冷えが悪い
エアコンからの嫌なにおいや冷えの悪さが気になる場合は、フィルターの奥にある熱交換器や送風ファンに汚れが溜まっている可能性があります。
お掃除機能はあくまでフィルター表面のホコリを取るだけですので、内部のカビや油汚れまでは落とせません。
この場合は、お掃除機能付きエアコンの対応が可能な専門のクリーニング業者に依頼して、高圧洗浄を行ってもらうのが最も効果的な解決策となります。
ただし、エアコンクリーニングの繁忙期である5月の大型連休明けから8月にかけては、予約を取ろうとしても希望日がすでに埋まっていたり、作業まで数週間から一ヶ月近く待たされたりすることも珍しくありません。
特にお掃除機能付きエアコンは構造が複雑で作業時間が長くかかるため、一日に対応できる件数が限られており、さらに予約が取りにくくなる傾向があります。
一番暑い時期にエアコンが使えないという事態を避けるためにも、まだ冷房を使わない春先のうちに一度試運転をして、異音や冷え具合を確認しておくのがおすすめです。
お掃除機能付きエアコンを長く使用するためのコツ

故障しやすいといわれるお掃除機能付きエアコンですが、日々の使い方を工夫するだけで故障リスクを大幅に下げることも可能です。
快適な状態を保ち、製品を長持ちさせるための具体的なコツをいくつか見ていきましょう。
ダストボックスを定期的に清掃する
自動で集められたホコリがダストボックスに溜まりすぎると、掃除ユニットに負荷がかかって異音や故障の原因になります。
お掃除機能が付いているからと油断せず、1〜2か月に1回程度を目安にホコリを捨てるようにしましょう。
軽く水洗いしてしっかり乾燥させてから戻すと、より清潔な状態を保てます。
フィルターを定期的にチェック
自動掃除機能があっても、フィルターのホコリを完全に取り除けるとは限りません。
定期的に状態をチェックし、ホコリが残っている場合は、軽く掃除機で吸い取っておくと安心です。
また、フィルターがズレていると掃除機能がうまく働かないこともあります。
ホコリをチェックする際にはフィルターがずれていないかも一緒に確認しましょう。
冷房後に送風で内部乾燥
冷房運転後にエアコン内部に残った水分は、カビの原因になります。
冷房を使用した後は、送風運転を1〜2時間行い、内部を乾燥させましょう。
最近のエアコンには「内部乾燥」機能が搭載されている機種もあるため、その機能を活用するのも効果的です。
室外機の周囲を整理する
吹き出し口の前に物を置くと、排熱がスムーズにいかずコンプレッサーに過剰な負荷がかかります。
エアコンを長く使い続けるためにも、室外機の吹き出し口付近を整理し、排熱を妨げない環境を作りましょう。
室外機の周辺で注意すべきポイント
- 吹き出し口の前方20cmから30cm以内に物を置かない
- 背面のアルミフィンに詰まった枯れ葉やゴミを取り除く
- 周囲に雑草が茂っている場合は、吸い込みを防ぐために刈り取る
- 直射日光が激しい場所では、少し離れた位置に日よけを設置する
- 雪の日は吹き出し口が埋まらないよう、こまめに周囲を除雪する
数年に一度プロ清掃を依頼する
フィルター以外の内部パーツ(熱交換器やファン)には、お掃除機能でも取れない汚れが溜まります。
2〜3年おきに専門業者のクリーニングを依頼し、蓄積したカビやホコリを取り除きましょう。
内部を清潔に保つことで、運転効率の低下を防ぎ、故障のリスクを最小限に抑えられます。
壊れてしまったエアコンは修理?買い替え?

「最近、エアコンの調子が悪い」「メンテナンスを試してみたけれど改善しない」
そんなときに悩むのが「修理で直すべきか、それとも買い替えた方がいいのか」という判断です。
ここでは、修理と買い替えを判断する際の目安となるポイントを紹介します。
保証期間内なら修理
メーカー保証や家電量販店の長期保証期間内であれば、まずは修理を依頼するのがおすすめです。
特にお掃除機能付きエアコンは内部部品が多く、パーツ代が高額になりやすいため、保証が適用されるメリットは非常に大きいといえます。
ただし保証内容によっては「自然故障のみ対象」など条件が設定されている場合もあるため注意が必要です。
落雷や水漏れなどのトラブルは対象外になるケースもあるため、事前に保証の適用範囲を確認しておきましょう。
修理費用・使用年数によっては買い替えを検討
保証期間外の修理で見積もりが5万円を超えるような高額になる場合は、思い切って買い替えを検討するのがおすすめです。
特にお掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑なぶん、技術料や部品代も高くなりやすいため、修理代が新品購入の頭金に近い金額になってしまうことも少なくありません。
また、購入から7年以上が経過している場合、一度修理をしても別の箇所が次々に故障してしまう「いたちごっこ」のような状態になる可能性があります。
もし修理の見積もりが高額になるようであれば、省エネ性能が格段に向上した最新モデルへの買い替えを検討してみてください。
長い目で見れば、毎月の電気代の節約や新たな故障リスクの回避につながり、結果としてトータルコストを抑えられる可能性もあります。
お得にエアコンを買い替える方法

エアコンは決して安い買い物ではないため「買い替えが必要だけど予算が気になる」「できるだけ安く購入したい」と悩む方も多いでしょう。
実は、エアコンは購入するタイミングや選び方によって、同程度の性能でも価格に大きな差が出ることがあります。
ここでは、家計への負担を抑えながらエアコンをお得に買い替えるためのポイントを紹介します。
安くなる時期を狙う
実はエアコンの価格は年間を通して一定ではなく、時期によって大きく変動します。
少しでもコストを抑えたいのであれば、安くなる時期を狙って購入するのがおすすめです。
| 時期 | 安くなる理由・特徴 |
|---|---|
| 10月〜12月 | 新モデル発売に伴う旧モデル(型落ち品)の在庫処分時期 |
| 2月〜3月 | 家電量販店の決算期に合わせたセール時期 |
| 6月〜7月 | 夏季ボーナス商戦や夏本番前の販促キャンペーン時期 |
| 8月下旬〜9月 | 夏のピークを過ぎた在庫の売り尽くしと中間決算時期 |
ただし、安くなる時期は多くの人が購入を検討するため、人気の機種から順に品切れになったり、取り付け工事の予約が数週間先まで埋まってしまったりするリスクもあります。
特に暑さが本格化してからでは手遅れになることも多いため、価格が下がり始めるタイミングを逃さず、なるべく早く動くことが大切です。
型落ちモデルを購入する
エアコンを安く買うなら、最新機種と性能差が少ない「型落ちモデル」が狙い目です。
新製品の発売時期は旧モデルの在庫処分セールが行われることも多いため、タイミングさえ合えば大幅なコストダウンが期待できます。
ただし、型落ちモデルは在庫限りの販売のため、人気機種や定番サイズから売り切れてしまうこともあります。
気になるモデルがある場合は、早めにチェックしておくとよいでしょう。
家電量販店の下取りキャンペーンを利用する
エアコンをお得に処分したいなら、家電量販店の下取りキャンペーンをチェックしましょう。
本来かかるはずのリサイクル料金や取り外し工賃が実質無料になるなど、費用を大幅に浮かせられるかもしれません。
| 種類 | 内容の詳細 |
| 買い替え時の下取り値引き | 新しくエアコンを購入することを条件に、古いエアコンを一定額で買い取る、あるいは購入価格から直接値引きする |
| 下取りキャンペーンによる増額 | 期間限定で「どんなに古くても〇万円で下取り」といったキャンペーンが行われることも。お掃除機能付きなどの上位モデルは特に増額対象になりやすい |
| 特定メーカーの購入による下取り | 指定されたメーカーの最新モデルに買い替える場合に限り、下取り額がアップする |
| ポイント還元による実質値引き | 現金値引きではなく、そのお店で使えるポイントとして下取り金額分を付与する形式 |
| 故障したエアコンの無料引き取り | 下取り価格はつかなくても、通常かかる「収集運搬費」などを無料、あるいは割引して引き取ってくれるサービス ※リサイクル料金は別途かかるのが一般的 |
| Web限定の下取りサービス | 実店舗ではなく、オンラインショップからの購入時のみ適用される専用の下取り値引き設定がある場合も |
お店によって、サービス内容や実質の負担額、実施期間は異なります。比較・検討したうえで利用しましょう。
中古エアコンを導入する
とにかく予算を抑えたい場合は、中古エアコンや展示品などのアウトレット品も選択肢に入れてみましょう。
運が良ければ、型落ちの展示品や高年式の中古品など、新品同様のエアコンを半額以下の価格で見つけられることもあります。
ただし、中古品を選ぶ際には慎重な確認が必要です。
| チェック項目 | 確認内容の詳細 |
| 製造年数 | 製造から5年以内の「高年式」が目安 |
| 内部の清掃状態 | 吹き出し口やファンにカビ・ホコリがないか、分解洗浄済みかを確認 |
| 付属品の有無 | リモコンや背板(据付板)が揃っているか |
| 保証期間と内容 | 動作保証の期間(1〜3ヶ月など)や、不具合時の返品・交換対応の有無 |
| 工事費を含めた総額 | 本体価格だけでなく、標準工事費や配管代を含めたトータルコストを確認 |
個人間売買などはトラブルの元になりやすいため避け、動作確認と内部洗浄が徹底されている信頼できる中古家電専門店で購入することをおすすめします。
まとめ

お掃除機能付きエアコンは日々の手入れを楽にしてくれる便利な家電ですが、構造が複雑なぶん、故障のリスクがどうしても高くなってしまいます。
普段からメンテナンスを行い「効きが悪い」「異音がする」といった異変を感じたら、放置せず早めに対応することが大切です。
コラム内では具体的なメンテナンスの内容や、壊れてしまったエアコンを修理するか買い替えるかの判断ポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
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| 住所 | 〒452-0811 愛知県名古屋市西区砂原町43−2 |
| 電話番号 | 052-908-0302 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 水・木(買取は年中無休) |
| 駐車場 | 14台完備 |
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監修者
黒田 真一
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