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【2026年最新】ガスコンロ・IH調理器の選び方!メーカー別の特徴から設置の注意点まで徹底解説
「ガスコンロとIH調理器、結局どっちが使いやすいのかな?」「何を見て決めればいいの?」と迷っていませんか?
毎日使うものだからこそ、それぞれの特性をしっかり理解した上で、納得のいく一台を選びたいですよね。
この記事では、ガスとIHの仕組みの違いから、それぞれのメリット・デメリット、後悔しないためのチェックポイントまで分かりやすく解説します。
設置前に知っておきたい注意点や、お得にコンロを手に入れるコツなども幅広く紹介していますので、購入に迷った際はぜひ参考にしてください。
目次
ガスコンロ・IH調理器について

コンロを毎日使用していても、その仕組みや設置スタイルの違いについては意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここではまず、ガスとIHがそれぞれどのように鍋やフライパンを温めているのか、加熱の仕組みや設置タイプの種類を解説していきます。
ガスコンロの仕組み
ガスコンロは、供給されるガスを燃焼させて発生する「直火(炎)」によって、鍋の底や側面を直接加熱する仕組みの機器です。
点火の仕組み
- ガス供給:バルブを開くと、ガス管から本体内部へガスが流れ込む
- 空気との混合:混合管の中でガスと空気が混ざり合い、燃焼に適した「混合気」になる
- 着火(スパーク): 点火プラグから火花を飛ばし、混合気に引火させる
- 燃焼の安定:バーナーの穴から混合気が噴き出し、安定した炎が広がる
- 安全確認(センサー):熱電対(センサー)が火の熱を感知し、燃焼中であることを確認してガスの供給を継続する
- 消火:バルブを閉じるとガスの供給が止まり、炎が消える
炎が鍋の底に直接触れる「熱伝導」と、温められた空気が鍋の側面を包み込む「対流」の相乗効果によって、効率よく加熱を行えます。
炎の大きさを目で見て確認できるため、誰でも直感的に火加減を調節できるのもガスコンロならではの強みといえるでしょう。
IH調理器(クッキングヒーター)の仕組み
IH調理器は、天板(トッププレート)の下にあるコイルに電気を流し、磁力で「鍋そのもの」を発熱させる仕組みの機器です。
以前は「電磁調理器」と呼ばれていましたが、今では英語の「Induction Heating」の頭文字をとった「IH」という呼び方が主流になっています。
発熱の仕組み
- 磁力発生:コイルに電流を流し、磁力線を発生させる
- うず電流の発生:磁力線が鍋底を通過し、うず電流が生じる
- 発熱:うず電流が鍋の電気抵抗で熱に変わり、鍋が発熱する
IH調理器は、鍋そのものが熱源となるため、熱効率が非常に高いのが特徴です。
- ガスコンロの熱効率:40~50%
- IH調理器の熱効率:約90%
エネルギーを無駄にすることなく、効率よく食品を加熱できます。
設置スタイルは3種類
ガス・IHともに、設置方法は3種類あります。それぞれの特徴は以下の通りです。
ビルトイン型
システムキッチンの天板にはめ込んで固定するタイプで、現在の新築やリフォームでは主流のスタイルです。
天板とキッチンカウンターの間に段差や隙間がほとんどないため、見た目が非常に美しく、お手入れがしやすいというメリットがあります。最新の調理機能や安全機能が充実した、多機能なモデルが多いのも特徴です。
ただし、そのぶん本体価格はほかのタイプよりも高額になる傾向があります。
さらに、設置や撤去には専門業者による工事が必須となるため、賃貸物件にお住まいの場合は新規導入や交換が難しいケースも少なくありません。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| デザイン性が高く掃除が楽 多機能モデルが豊富 | 専門の設置工事が必要 本体・工賃ともに高額 |
据置(テーブル)型
コンロ台の上に置いて、ガス管やコンセントに接続するタイプのコンロです。
キッチンカウンターとの間に段差ができるため、システムキッチンのようなフラットで洗練された一体感は得られにくいものの、そのぶん自分で気軽に設置や取り替えができるという大きなメリットがあります。
面倒な設置工事も不要です。
ビルトイン型に比べると価格も安いため、比較的コストを抑えて導入できる点も強みといえます。
賃貸物件にお住まいの方や、引っ越しが多い方にとっては非常に合理的な選択肢となるでしょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 工事不要で自分で設置可能 安価で引っ越しにも強い | 隙間に汚れが溜まりやすい 一体感やデザイン性に欠ける |
卓上型
持ち運びができるコンパクトな卓上型は、狭いキッチンでの補助として使ったり、ダイニングテーブルで調理を楽しんだりと、場所を選ばない多様な使い方ができるのが強みです。
特にカセットガスボンベを燃料とするタイプなら、キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、災害による停電時の備えとしても非常に役立ちます。
ただし、基本的に一口タイプであるため、複数の品数を手際よく作るような本格的な料理には向きません。
また、カセットガスコンロの場合、調理のたびに燃料を消費するため、ランニングコストがかさむというデメリットもあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 持ち運び可能で食卓や屋外でも活躍 防災用にも◎ | 1口のため同時調理に不向き 燃料の確保・補充も必要 |
ガスコンロのメリット・デメリット

コンロの仕組みや設置スタイルについて理解が深まったところで、ここからはガスコンロを選ぶメリットとデメリットを整理していきます。
ご自身のライフスタイルや料理の習慣に合うかどうか、一つずつ確認してみてください。
ガスコンロのメリット
ガスコンロは「直火」によるパワフルな加熱が大きな魅力です。
炎の大きさを目で見て確認できるため、微妙な火力の調整がしやすく、料理初心者からこだわり派まで扱いやすいというメリットもあります。
さらに、土鍋や中華鍋、アルミ製の鍋など、調理器具を選ばず使えるのも嬉しいポイントです。
火から離しても加熱が途切れないため、中華料理のように鍋を振る調理にも適しています。
また、乾電池で点火するタイプであれば、災害などで電気が止まってしまった際でも普段通りに火が使えます。災害時の備えとして使いたい方にもおすすめです。
メリットまとめ
- 強火力で効率よく調理ができる
- 鍋の素材や形状を問わず使用できる
- 鍋を振る調理も可能
- 火加減を視覚的に判断しやすい
- 停電時でも乾電池で点火して調理できる
ガスコンロのデメリット
ガスコンロには五徳やバーナーキャップなど凹凸のあるパーツが多いため、油汚れが溜まりやすいのがデメリットです。
また、火を使うゆえに夏場はキッチンの室温が上がりやすいという難点もあります。
さらに、衣服の袖口への着火や消し忘れなど、常に火災のリスクが伴うため取り扱いは慎重に行わなければなりません。
不完全燃焼による一酸化炭素中毒の可能性もあるため、安全機能がしっかりしたモデルを選ぶことが大切です。
デメリットまとめ
- 五徳の掃除など、お手入れに手間がかかる
- 夏場はキッチンの室温が上がりやすい
- 衣服への着火や火災のリスクが伴う
- 燃焼により室内の空気が汚れやすく、換気が必須となる
IH調理器のメリットとデメリット

IH調理器もガスコンロと同じく、メリットとデメリットがあります。それぞれ確認していきましょう。
IH調理器のメリット
IH調理器の最大のメリットは、そのメンテナンス性の高さです。
天板が平らなガラス面なので、汚れても布巾でサッと拭き取るだけで済み、日々の掃除の手間を軽減できます。
さらに火を使わないため、衣服への着火や消し忘れによる火災のリスクが低く、小さなお子様や高齢者がいるご家庭でも安心して使用できるのもメリットです。
近年ではIoTやAI対応モデルも登場し、調理の失敗を防ぐ機能や家事効率化をサポートする機能が充実。
日々の暮らしをより便利にしてくれる調理器具として、進化を続けています。
メリットまとめ
- 凹凸のないフラットな天板で、サッと拭くだけで掃除ができる
- 直火を使わないため、衣服への着火や火災のリスクを抑えられる
- 熱効率が非常に高く、周囲に熱が逃げにくいため夏場も涼しく調理できる
- 火力が数値やバーで表示され、正確な温度管理やタイマー設定がしやすい
- スマートフォン・家電連携など最新機能も充実
IH調理器のデメリット
IH調理器は、その加熱の仕組み上、アルミや銅、ガラス、土鍋といった磁石に反応しにくい素材の器具は使えません(オールステンレス対応機種など一部対応のものもあります)。
また、プレートと鍋底が密着する必要があるため、底が丸い中華鍋や変形した鍋、小さすぎるフライパンなどの使用にも不向きです。
ガスコンロからIH調理器にコンロを切り替える際は、手持ちの調理器具が使えるかどうかをあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。
また、IH調理器は電気が止まると一切の加熱ができなくなるため、停電時の対策も別途必要です。
上昇気流が弱く換気扇に油煙が届きにくい、機種によっては専用の200Vコンセント工事が必要な場合があるといった構造上のデメリットもあります。
デメリットまとめ
- 鉄やステンレスなど、磁石がつく特定の素材の鍋しか使えない
- 鍋を天板から離すと加熱が止まるため、鍋を振る調理には向かない
- 停電が発生すると、すべての加熱機能が使用できなくなる
- 上昇気流が弱く換気扇に油煙が届きにくい
- 強い火力(消費電力)を出すために、専用の200Vコンセント工事が必要な場合がある
コンロ選びで押さえておきたいポイントは8つ!

ガスコンロとIHのどちらが自分に合っているか、少しずつ分かってきたのではないでしょうか?
ここからは実際にガスコンロやIHを選ぶ際に、押さえておきたいポイント8つについて詳しく見ていきます。
- サイズ
- 口数
- 火力
- 安全機能
- お手入れしやすさ
- 操作性
- グリルの有無と種類
- 便利機能
① サイズ
せっかくコンロを買っても、設置スペースに入らなければ使えません。
まずは設置スペースのサイズを測り、そこに購入予定のコンロが収まるかどうかを確認しましょう。
サイズの目安
| 設置タイプ | 幅の目安 | 奥行きの目安 | 高さの目安 |
| ビルトイン型 | 本体を差し込む開口部のサイズは共通(60㎝)。天板の幅は60cm(標準)・75cm(ワイド)の2種類 | 天板部分で約51cm〜55cm、埋め込み部分の規格は約46cmが標準 | 約22cm ※25〜30cmの場合は、専用の「フィラー(隙間調整部材)」で隙間を埋める必要がある |
| 据置(テーブル)型 | 約56cm(コンパクト幅) 約59〜60cm(標準幅) | 約45cm〜50cm | 約18cm〜22cm |
上記はあくまで目安のため、メーカーやモデルによって数ミリ〜数センチの差が出るケースもあります。
購入前には必ず製品の仕様書を確認してください。
② 口数
コンロの口数は、1口~4口まであります。
設置スペースが確保できるかどうかや、同時に何品作るかに合わせて口数を検討しましょう。
コンロの口数とおすすめの使用シーン
| コンロの口数 | おすすめの使用シーン | 特徴 |
| 1口 | 一人暮らし、簡単な調理がメイン、省スペース重視 | 場所を取らず、移動や掃除が楽。同時調理はできないため、お湯を沸かす、炒めるなどの単一作業向き |
| 2口 | 二人暮らし、日常的な自炊、効率と広さのバランス重視 | 主菜と汁物を同時に作れる。据置型やコンパクトなキッチンで主流のタイプ |
| 3口 | ファミリー、品数が多い家庭、時短・同時進行重視 | ビルトイン型の標準仕様。手前でメイン調理、奥の小コンロで保温や炊飯といった使い分けが可能 |
| 4口以上 | 大家族、ホームパーティー、本格的な多皿料理 | 広いキッチンが必要。複数の鍋を同時に火にかけられるため、大量の作り置きやコース料理に最適 |
③ 火力
火力は、ガスコンロとIHでチェックするポイントが異なります。それぞれ確認していきましょう。
ガスコンロ
2口以上のガスコンロは、左右どちらかのバーナーが「強火力」に設定されているのが一般的です。
| 種類 | 特徴 |
| 強火力 (標準バーナーの約1.5倍の火力) | 高温で一気に加熱できるパワフルな火力 時短調理も可能 |
| 標準火力 | 安定した火力をキープしやすい 細かい調整が可能 |
この強火力バーナーが壁に近いと、炎や熱気が集中して壁材や壁紙が変色・変形・ひび割れを起こす可能性があります。壁が右側なら「左に強火力バーナーがあるコンロ」、壁が左側なら「右に強火力バーナーがあるコンロ」を選ぶようにしましょう。
強火力バーナーが左右どちらに設定されているかは、本体の「強火力」のシールや高温炒めボタンの有無で確認できます。そのほか、製品の型番でも確認可能です。
| 型番最後の英字 | 強火力の位置 | 型番の例 |
| R(Right) | 右側が強火力 | KG67BKR、RTS65AWG31R2G-VR |
| L(Left) | 左側が強火力 | KG67BKL、PA-S45B-L |
ただし、通販サイトなどでは「KG67BKR-LP(LPG/プロパンガス用)」や「KG67BKR-13A(都市ガス用)」のように、強火力の位置(R/L)の後にガス種が続くケースも多く、わかりづらい場合もあります。
型番だけで判断できない場合は、商品詳細などで確認しましょう。
なお、最近のビルトインタイプは「左右どちらも強火力(ダブル高火力)」のモデルが主流になっています。その場合は、左右の向きを気にする必要はありません。
IH調理器
火力が弱いと思われがちなIH調理器ですが、ガスの強火以上のパワーを備えている機種もあります。
3.0kW以上のモデルであれば、炒め物や湯沸かしもストレスなくこなせるでしょう。
| 火力(kW) | 火力のイメージ | 主な用途 |
| 1.4kW~ | カセットコンロ程度 | 卓上での鍋料理、温め直し |
| 2.0kW~ | ガスの標準火力 | 日常の調理(煮物や焼き物など) |
| 3.0kW~ | ガスの強火以上(お湯がすぐ沸く) | メインの調理、炒め物、大量の湯沸かし |
ただし、製品によって各ヒーターの最大火力は異なります。
火力の組み合わせ例
- 3口とも3.0kW以上のハイパワーなモデル(左右3.2kW / 中央2.0kW など)
- 左右で火力が異なるモデル(右3.0kW / 左2.0kW / 中央1.25kW など)
- 左右は同じ高火力で、中央が控えめなモデル(左右3.0kW / 中央1.5kW など)
- コンパクトな2口モデル(右2.5kW / 左2.0kW など)
自分がメインで使う側のヒーターが、希望する火力に対応しているかを確認しておくことが大切です。
④ 安全機能
地震を検知して自動消火する感震停止機能や、揚げ物調理中の油の発火を防ぐ過熱防止機能、そしてお子様やペットの誤操作を防ぐチャイルドロックなど、コンロに搭載されている安全機能はさまざまです。
自分はもちろん、家族が使うときのことも考えて選びましょう。
| 安全機能 | 特徴 |
| 調理油過熱防止装置 | センサーが鍋底の温度を検知し、油が自然発火する前に自動で消火、または火力を調節する |
| 立ち消え安全装置(ガスのみ) | 煮こぼれや風で火が消えた際、自動的にガスを遮断してガス漏れを防ぐ |
| コンロ・グリル消し忘れ消火 | 点火から一定時間が経過すると、消し忘れと判断して自動で消火する |
| 焦げ付き消火機能 | 鍋底が焦げ付き始めると、センサーが異常を検知して自動で消火する機能。煮込み料理などの失敗を防ぐ |
| 鍋なし検知・切り忘れ防止(IHのみ) | 鍋を置かずに加熱を開始したり、調理中に鍋を離したりすると、自動で通電を停止する |
| チャイルドロック | 小さな子供が誤って点火ボタンを押しても作動しないよう、操作をロックする |
| 感震停止機能 | 震度4以上の揺れを感知した際に、自動で消火して二次災害を防ぐ |
⑤ お手入れしやすさ
毎日調理をするなら、掃除のしやすさも重要です。
ガスコンロなら五徳が外しやすく洗いやすい形状か、天板は汚れを弾くコーティングがされているかを確認しましょう。
IHは天板がフラットなので基本的には掃除が楽ですが、排気口にカバーがついているものや、縁に段差が少ないものを選ぶとさらに手入れがスムーズです。
チェックポイント
- パーツが食洗機対応かどうか
- 排気口カバーがはずして洗えるかどうか
- 天板(トッププレート)の素材と段差の有無
- バーナー・ヒーター周りの隙間の有無
- 操作パネルの形状(凹凸が少ないか)
- グリル庫内のパーツが取り外せるかどうか
⑥ 操作性
かがまずに操作できる天面操作タイプや、直感的に回して火力を変えられるダイヤル式、指一本で調節できるタッチパネル式など、コンロの操作パネル(スイッチ)はいくつか種類があります。
実際に調理している場面をイメージして、使いやすいものを選びましょう。
チェックポイント
- ボタンの押しやすさ、またはつまみの回しやすさ
- 火力の段階調節が細かいかどうか
- 表示画面(液晶)の文字の大きさや見やすさ
- 音声ガイド機能の有無
- タイマー機能の設定のしやすさ
- 温度設定機能(揚げ物や炊飯など)の使い勝手
- チャイルドロックの操作手順が簡単すぎないか
家電量販店やショールームなど、実際に触れる機会があれば、ボタンの押し心地や火力の見やすさを確認しておくと安心です。
⑦ グリルの有無と種類
魚焼きグリルの有無も確認しましょう。
頻繁に使うなら、ひっくり返す手間のない両面焼きや、受け皿に水を入れる必要がない水なしタイプが便利です。
最近はグリル庫内の汚れを防ぐ専用のボックス型プレートが付属するモデルも増えており、それを使えば面倒な掃除の手間を大幅に減らせます。
別売りされている場合もありますので、あわせてチェックしておきましょう。
⑧ 便利機能
日々の料理をサポートしてくれる付加機能も忘れず確認しましょう。
| 便利機能 | 特徴 |
| 温度調節機能 | 設定した温度(160℃〜210℃など)を自動でキープ |
| コンロタイマー | 設定時間になると自動で消火する。茹で物や煮込み料理の時間を計る手間が省ける |
| 炊飯機能 | 火力を自動調節してごはんを炊き上げる。専用の炊飯鍋を使うことで直火炊きが楽しめる |
| 湯沸かし機能 | お湯が沸くとブザーで知らせて自動消火する。保温機能付きのモデルもある |
| 麺ゆで機能 | 吹きこぼれないよう火力を自動で制御しながら、設定時間通りに茹で上げる |
| オートグリル | 魚の種類や焼き加減を設定するだけで、焼き時間と火力を自動で調節して焼き上げる |
| ダッチオーブン対応 | グリル内で専用容器を使い、パンを焼いたり本格的な煮込み料理を作ったりできる |
| スマホ連携(アプリ) | アプリでレシピを選んでコンロに送信すると、火加減や時間を自動で設定してくれる |
ただし、高機能なものほど価格は高くなります。
本当に使うかどうかしっかりイメージして選ぶことが大切です。
主要メーカーの特徴と注目機能

一口にガスコンロ・IH調理器といっても、メーカーごとに特徴や強みはさまざまです。
納得いく一台を選ぶためにも、まずは各メーカーの違いを簡単に押さえておきましょう。
※各メーカー、最新の便利機能は「ビルトインタイプ」を中心に展開されています。据え置き型(テーブルコンロ)を検討されている方は、希望の機能が搭載されているかカタログ等であわせてご確認ください。
リンナイ(Rinnai)
リンナイは、給湯器やガス衣類乾燥機「乾太くん」などで知られる、国内トップクラスの熱エネルギー機器メーカーです。
国内シェア1位のガスコンロに加え、IH調理器や、両方のメリットを併せ持つハイブリッドコンロも展開しています。
| 独自機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| ココットプレート | グリル庫内の油汚れを99%カットする専用容器。網を使わずに魚を焼けるため、後片付けの手間が大幅に軽減される |
| イージークリーン | バーナー周りの温度上昇を抑える天板構造。煮こぼれが焦げ付きにくいため、調理後もサッと拭くだけで綺麗に保てる |
パロマ(Paloma)
パロマは1911年創業、110年以上の歴史を持つ老舗のガス機器メーカーです。
「使う人の安全」と「調理のしやすさ」を追求しており、特に天板の耐久性や独自の調理道具に定評があります。
シンプルな1口コンロから、ハイグレードな据え置き型、ビルトインタイプまでガスコンロのラインナップが幅広く、希望に合った製品を選べるのも魅力です。
| 独自機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| ひろびろ×すっきりトップ | グリル排気口サイズを約半分&フラットに。スペースを広々使える |
| ラ・クックグラン | 蓋付きの波型プレートで、グリル庫内の油汚れを99.9%カットする |
ノーリツ(NORITZ)
ノーリツは、給湯器やバスルーム製品でも高い知名度を誇る、日本の大手住宅設備メーカーです。
ガスコンロにおいては、グリルの調理性能と天板のお手入れのしやすさに非常に強いこだわりを持っており、特に「料理の質を追求したい層」から厚い支持を得ています。
| 独自機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| 親水アクアコート | ガラス天板に水を垂らすだけで油汚れが浮き上がる特殊なコーティング |
| マルチグリル | 従来の網を廃止したプレートパン仕様のグリル。正確な温度管理により、煮る・蒸す・パンを焼くといった高度な調理が可能 |
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、IH調理器で国内トップシェアを誇るメーカーです。
独自の「光火力センサー」による精密な温度管理や、お掃除のしやすさを追求したグリル構造など、最新技術を惜しみなく投入した多機能モデルが充実しています。
| 独自機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| 光火力センサー | 鍋底の温度を素早く正確に検知し、設定温度を一定にキープ。揚げ物の油温管理やホットケーキの焼き色も安定 |
| 匠加熱IH | 1つのインバーターで10個のピースコイルを制御する業界初の過熱方法。きめ細かな加熱調節を実現 |
日立(HITACHI)
日立のIH調理器は、天板の表示が見やすく、操作性に優れているのが特徴です。
初めてIHを使う方でも直感的に扱えます。
「ラク旨グリル&オーブン」など多彩な調理が楽しめる機能が充実しているのもポイントです。
| 独自機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| グリルカメラ | グリル庫内の様子を天面のカラー液晶画面でリアルタイムに確認、自分の好きなタイミングで取り出せる。業界初の機能 |
| ラク旨グリル&オーブン | 深皿を使用し「焼く」「煮る」「蒸す」「温める」など多彩な料理をオート調理可能 |
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマのIHは、大手メーカーに比べて価格が抑えられており、導入しやすいのが特徴です。
ビルトインタイプはもちろん、工事不要でコンロ台に置くだけで使える2口IHや、ダイニングテーブルで使える卓上用IHなど、実用的でシンプルな製品を多数展開しています。
| 注目機能 | 機能の解説 |
|---|---|
| 対面IH | 本体の両側に操作パネルがついているモデル。食卓を囲む全員が自分の手元で火力を調整できる |
| 脚付きIH | 高さ調整の必要がないタイプ。コンロ下の隙間にお皿やフライパンを収納できる |
購入・設置前の注意点

コンロをスムーズに使い始めるには、事前の確認が重要です。
「設置できなかった」「余分なものを買ってしまった」といった失敗を防ぐためにも、購入・設置前に以下の項目を一つずつチェックしてみましょう。
ガスの種類を確認!
ご自宅のガス種と合わないコンロの使用は、不完全燃焼や火災を招く恐れがあり大変危険です。
買い替えの際は、必ず「都市ガス」か「プロパンガス(LPガス)」かを確認し、適合する機種を選んでください。
自宅のガス種の確認方法
- 検針票(請求書)を確認する
- 既存のコンロ本体にあるラベル(12A・13Aなら都市ガス、LPGならプロパンガス)を確認する
- 屋外にガスボンベが設置されているか確認する(あればプロパンガス)
- ガス警報器の設置場所を確認する(天井付近なら都市ガス、足元付近ならプロパンガス)
賃貸物件にお住まいの場合は、管理会社や大家さんに問い合わせると確実です。
IHは電源の確認も忘れずに
100V対応のモデルならコンセントに差すだけで手軽に導入できますが、よりパワフルな高火力モデルを選ぶなら200Vの専用コンセントが必要です。
新設や付け替えには専門の電気工事が伴うため、必ず業者へ依頼してください。
あわせて注意したいのが住戸の契約アンペア数です。容量が不足していると使用中にブレーカーが落ちる恐れがあるため、設置環境と契約内容の両面からチェックしておきましょう。
引っ越し先に既設のものがないか確認しておく
賃貸住宅なら、引っ越し先にコンロがすでに備え付けられている場合もあります。
自分で持ち込む必要があるのか、あるいは交換に制限がないか、入居前に必ず不動産会社や大家さんに確認しておきましょう。
ガスコンロ・IH調理器を安く手に入れるコツ

引っ越しやリフォームの際は、コンロ以外にも多くの出費が重なるため「購入費用をできるだけ抑えたい」というのが本音ではないでしょうか。
そんな方に向けて、ここでは「コンロを安く手に入れるためのコツ」を紹介します。
セール時期を狙って購入する
ガスコンロやIHの価格は一定ではなく、時期によって変動します。
急ぎでなければ、以下のような安い時期を狙うのがおすすめです。
| 時期 | セールの種類 | 安くなる理由 |
| 3月 | 総決算セール | 多くの家電量販店の本決算。在庫処分のため値引きが大きくなりやすい |
| 9月 | 中間決算セール | 半期決算に合わせて、価格競争やキャンペーンが活発になる |
| 6月・12月 | ボーナスセール | 夏・冬のボーナス商戦。最新モデルも値引きの対象になりやすい |
| 2月・6月・8〜9月 | モデルチェンジ時期 | 新製品の発表・発売前後。旧モデルが「型落ち」として大幅に値下がりする |
| 11月 | ブラックフライデー | ネット通販や量販店での大型セール。ポイント還元も含めてお得になる |
チラシやネット価格を比較し、ポイント還元なども含めて検討しましょう。
型落ち品を賢く選ぶ
コンロは定期的に新型モデルが発売されますが、性能や機能に大きな変更はないことがほとんどです。
「最新機能をどうしても使いたい」「デザインにこだわりがある」ということでなければ、あえて型落ちモデルを選ぶことで大幅にコストを抑えられるでしょう。
大規模な店舗では、型落ち品や外装不良品を集めたアウトレットコーナーが常設されていることもあります。
家電量販店に行くなら、アウトレットコーナーも忘れずチェックしてみてください。
ネット通販で本体のみ安く買う
ビルトイン型であれば、本体をネット通販で調達し、取り付け工事のみを専門業者に依頼するのも一つの手です。
量販店の工事費込みパックよりも、総額を安くできる可能性があります。
ただしそのぶん、自宅に合う正確な型番を選定したり、信頼できる工事業者を手配したりと、ある程度の知識と手間が必要です。
「時間がない」「調べるのが面倒」ということであれば、工事費込みパックやセット購入を活用しましょう。
中古品・リユース品を検討する
突然の故障や引っ越し費用がかさむなどの理由で節約したいときには、中古品を選択肢に入れるのもおすすめです。
購入費用を大幅に抑えられるのはもちろん、以下のようなメリットもあります。
中古品のガスコンロを使うメリット
- 型落ちのハイグレードモデルが安く手に入る
- 短期間の仮住まいや引越し予定がある場合にコストを抑えられる
- すでに生産終了している好みのデザインや火力のモデルが見つかる場合がある
- 予算内でワンランク上の機能(タイマーや温度調節など)付きの機種を選べる
中古品を購入する際は、安全のために「製造から5年以内」のコンロを選ぶこと、また清掃と動作確認がしっかり行われているショップを選ぶことを徹底しましょう。
動作や劣化の有無が確認できない個人間取引は、なるべく使わない方が無難です。
まとめ

ガスコンロとIH調理器はそれぞれメリット・デメリットが大きく異なります。
| 調理器具 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ガスコンロ | 火力を目で見て確認できる 直感的に調節できる 鍋を振る料理や炙り調理が可能 停電時でも使用できる | 五徳の掃除に手間がかかる 火災や消し忘れのリスクがある 熱効率が低く、夏場は周囲が暑くなりやすい |
| IH調理器 | 天板がフラットで掃除が簡単 火を使わないため安全性が高い 夏場もキッチンが暑くなりにくい | 使える鍋の種類に制限がある 停電時に使えない 鍋を天板から離すと加熱が止まってしまう |
料理の火加減を感覚的に楽しみたいならガスコンロ、安全性と手入れのしやすさを最優先したいならIHなど、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
今回ご紹介した各メーカーの特徴や選び方のポイントを参考に、ぜひ毎日の料理が楽しくなるような一台を見つけてください。
ガスコンロやIH調理器をもっと手軽に導入したいということでしたら、ぜひReroom(リルーム)におまかせください!
一人暮らし向けの一口コンロから、がっつり料理したい方向けの3口タイプまで、幅広いコンロを用意してお待ちしております。
もちろん不要になったコンロの買取も可能です。
名古屋市近郊にお住まいなら便利な出張買取もご依頼いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください!
監修者
河上 洋介
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