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ドラム式洗濯機の選び方完全ガイド|容量・メーカー比較・電気代・設置サイズまで解説

■投稿日 2026年3月16日
■更新日 2026年3月16日

「ドラム式洗濯機って、結局どれを選べばいいの?」
店頭の洗濯機コーナーでもよく聞かれる質問で、ドラム式洗濯機の購入を考えた人なら一度は疑問に思うポイントではないでしょうか。

ドラム式洗濯機は便利な家電ですが、容量・乾燥方式・メーカー・設置サイズなど確認するポイントが多く、初めて選ぶ人にとっては難しく感じてしまいがちです。

そこで今回は、いまさら聞きづらいドラム式洗濯機の違い・選び方を、日々たくさんの電化製品を買取しているスタッフがゼロからわかりやすく解説します。

この記事を読むと

  • ドラム式洗濯機と縦型の違い
  • 失敗しない容量の選び方
  • ヒートポンプとヒーター乾燥の違い
  • 人気メーカーの特徴
  • 電気代の目安

まで、購入前に知っておきたいポイントがわかります。

「自分に合うドラム式洗濯機を失敗せずに選びたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

ドラム式洗濯機とは?縦型との違いをまず理解しよう

まずはドラム式洗濯機と縦型の違いを理解して、メリットとデメリットを比べてみましょう。

ドラム式洗濯機の特徴

ドラム式洗濯機は、横向きのドラム(洗濯槽)を回転させて洗う洗濯機です。

縦型洗濯機が「水流」で洗うのに対して、ドラム式は衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」を中心に、もみ洗い・押し洗いを組み合わせて洗浄する方式で汚れを落とします。

そのため

  • 使用水量が少なく節水性が高い
  • 乾燥機能が強い
  • 洗濯〜乾燥まで自動化できる

といったメリットがあります。

縦型洗濯機との違い

ドラム式を検討している方の多くが「縦型とどっちがいいの?」という疑問を持っているのではないでしょうか?

ドラム式と縦型の違いを、重要なポイントで比較すると次の通りです。

比較ポイントドラム式縦型
洗浄方式たたき洗い水流洗い
水使用量少ない多い
乾燥機能強い弱い
本体価格高い安い
サイズ大きいコンパクト


ドラム式は、乾燥まで自動で終わることが最大のメリットです。

一方で縦型は、洗浄力が強く価格が安いというメリットがあります。

一般的には

  • 家事を時短したい → ドラム式洗濯機
  • 洗浄力重視 → 縦型洗濯機 

という選び方をする人が多い傾向にあります。

ドラム式洗濯機のメリット

ここまでドラム式洗濯機の仕組みや縦型との違いを見てきましたが、改めてドラム式のメリットを整理してみましょう。

ドラム式洗濯機の最大の特徴は、洗濯から乾燥まで自動で完結できることです。
なかでも共働き家庭や子育て世帯では「洗濯物を干す時間がなくなる」のが大きなメリットとして評価されています。

また、ドラム式は「たたき洗い」という方式を採用しているため、縦型洗濯機よりも使用する水量が少なく、節水性能が高いのも特徴です。

最近のモデルでは、ヒートポンプ乾燥などの高性能な乾燥機能が搭載されており、衣類が傷みにくいといったメリットもあります。

このように、ドラム式洗濯機は家事の時短や洗濯の効率化を重視する家庭にとって、導入するメリットが大きい家電です。

ドラム式洗濯機のデメリット

一方で、ドラム式洗濯機にはいくつか注意しておきたいポイントもあります。

まず、縦型洗濯機と比べると本体価格が高い傾向があります。
機種によって差はありますが、ドラム式洗濯機はおおよそ15万円〜30万円前後の価格帯が多く、初期費用が高くなりやすい家電です。

本体サイズが大きく重量もあるため、設置スペースが必要となります。

また、ドラム式は乾燥機能を多く使う家電のため、メンテナンスも欠かせません。
乾燥フィルターや排水フィルターを定期的に掃除しないと、乾燥効率が落ちたり故障の原因になったりします。

そして、意外と見落とされがちなのが乾燥時間です。
乾燥方式によって、乾燥にかかる時間は変わります。

乾燥方式乾燥時間の目安(6kg時)特徴
標準的なヒートポンプ約90~150分省エネで衣類に優しく、時間も早い
ヒーター式・厚物コース約150分~熱風で乾かすため時間がかかりやすい


ドラム式洗濯機にはいくつかの注意点もありますが、特徴を理解して選べば、日々の洗濯を大きくラクにしてくれます。

ドラム式洗濯機が向いている人・向いていない人

ドラム式洗濯機は非常に便利ですが、すべての方に向いているとは言い切れません。

ここでは、ドラム式洗濯機が向いている人と向いていない人について詳しく解説していきます。

ドラム式がおすすめな人

店頭でお客様に説明する際、まず確認するのが生活スタイルとの相性です。

ドラム式は次のような方に向いています。

家事の時間を減らしたい

洗濯物を干す作業は、意外と時間がかかります。

ドラム式なら、洗濯 → 乾燥まで自動で終わるので、朝セットして出かければ帰宅時には乾燥まで終わっています。

家事の時短を重視する方には非常におすすめです。

部屋干しのニオイが気になる

梅雨や冬場は、部屋干しのニオイに悩む家庭も多いです。

ドラム式の乾燥機能なら

  • 雑菌繁殖を防ぎやすい
  • ニオイが出にくい

ため、部屋干し問題の解決にもつながります。

天候に関係なく洗濯したい

ドラム式洗濯機なら、雨の日や花粉の多い時期でも洗濯から乾燥まで室内で完結できます。

天候に左右されず洗濯できるのも、大きなメリットです。

縦型の方が向いている人

一方で、次のような方は縦型洗濯機の方が合うケースもあります。

今度は縦型洗濯機の方が向いている人についてみていきましょう。

初期費用を抑えたい

ドラム式の価格は、15〜35万円前後と高額です。

一方縦型の価格は、5〜10万円程度から高機能な乾燥機能付き縦型で10〜25万円ほどなので、価格重視なら縦型洗濯機の方が選びやすいでしょう。

設置スペースが限られている家庭

ドラム式洗濯機は本体サイズが大きく、設置スペースに余裕が必要なため

  • 洗濯機置き場
  • 搬入経路
  • 扉の開閉スペース

などを事前に確認しましょう。
設置サイズや搬入経路の詳しい確認ポイントは、後ほど「失敗しないドラム式洗濯機の選び方」で解説します。

設置スペースに余裕がなければ、コンパクトな縦型洗濯機の方が向いています。

ドラム式洗濯機でよくある失敗

ドラム式洗濯機は便利な家電ですが、購入後に「思っていたのと違った」と感じるケースも少なくありません。

ここでは、実際によくある失敗例をみていきましょう。

設置スペースに入らない

最も多いトラブルが、サイズ確認不足による設置不可です。
本体サイズだけでなく、防水パンのサイズや排水口の位置、ドアの開閉スペースまで含めて確認しておかないと設置できません。

実は設置できても「扉が全開にならない」という失敗も多く寄せられています。

中古査定に伺った際、「洗濯物は取り出せるけど、扉が壁に当たって使いにくい」という理由で買い替えを決めたというお話も少なくありません。

奥行き不足は起こりやすい失敗の一つなので、事前の計測は忘れないようにしましょう。

乾燥容量を考えずに購入してしまう

ドラム式洗濯機は「洗濯容量」と「乾燥容量」が異なります。
例えば、洗濯12kg・乾燥6kgといった仕様の機種では、乾燥できる量は洗濯容量の半分程度です。

乾燥機能を頻繁に使うなら、洗濯容量ではなく乾燥容量を基準に選びましょう。

乾燥時間が思ったより長い

ヒートポンプ式は衣類に優しい低温で乾かす分、外干しやヒーターの熱風に比べると時間がかかります。

朝セットして外出する、夜に予約して朝起きたら終わっている、といった時間の使い方に工夫が必要です。

縦型の簡易乾燥に比べるとしっかり乾きますが「すぐ乾く」と思っていると時間の長さに驚くかもしれません。

乾燥できない衣類がある

ドラム式の乾燥機能は便利ですが、すべての衣類に使えるわけではありません。
ウールやシルクなどのデリケート素材、防水素材の衣類、熱に弱い衣類などには乾燥機は使えません。

衣類表示の「タンブル乾燥」のマークを確認する習慣をつけると安心です。

メンテナンスを忘れてしまう

ドラム式洗濯機は乾燥機能を使うと大量のホコリ(リント)が発生します。

乾燥フィルターや糸くずフィルターを掃除しないまま使い続けると、乾燥性能の低下やエラーの原因になってしまいます。
快適に使うには、乾燥後のフィルター掃除を習慣化するとよいでしょう。

失敗しないドラム式洗濯機の選び方

ドラム式洗濯機は価格も高く、長く使う家電だからこそ、なんとなくで選ぶと後悔してしまうかもしれません。

店頭でも「思ったより乾燥できなかった」「サイズが大きくて洗濯機置き場に入らなかった」といった相談が少なくないからです。

ここでは、販売現場でもよく説明されるドラム式洗濯機を選ぶときの重要ポイントをみていきましょう。

① 洗濯容量と乾燥容量で選ぶ

前述したとおりドラム式洗濯機を選ぶとき、まず確認したいのが洗濯容量と乾燥容量です。

洗濯機には「洗濯できる容量」と「乾燥できる容量」があり、この2つは同じではありません。

例えば「洗濯12kg / 乾燥6kg」という表示であれば、洗濯は12kgまでできますが乾燥できるのは6kgまでという意味になります。

乾燥効率を考えると、実際に快適に乾燥できる量は乾燥容量の7〜8割程度となるため、乾燥機能を頻繁に使うなら、洗濯容量ではなく乾燥容量を基準に機種を選ぶのが重要です。

世帯人数ごとの容量の目安は後ほど「ドラム式洗濯機の容量の目安【世帯人数別】」にて詳しく解説します。

② 乾燥方式で選ぶ(ヒートポンプ vs ヒーター)

ドラム式洗濯機を選ぶ際に、もう一つ重要なのが乾燥方式の違いです。

主な乾燥方式は次の2種類があります。

ヒートポンプ式

ヒートポンプ式は、空気を循環させながら低温で乾燥させる方式です。

特徴としては

  • 電気代が比較的安い
  • 衣類が傷みにくい
  • 乾燥効率が良い

といったメリットがあります。

乾燥機能を日常的に使う家庭では、ヒートポンプ式が人気です。

ヒーター式

ヒーター式は、ヒーターの熱風で衣類を乾燥させる方式です。

ヒートポンプ式と比べると

  • 本体価格が比較的安い
  • 構造がシンプル

という特徴があります。

ただし、電気代がやや高くなりやすいため、乾燥を頻繁に使う場合はランニングコストも考慮して選ぶとよいでしょう。

③ 設置スペースと搬入経路を確認

ドラム式洗濯機で意外と多いトラブルが、設置スペースの問題です。

一般的なドラム式洗濯機のサイズは、幅60〜65cm・奥行き70〜75cm・高さ100〜110cm前後が目安です。
また、機種によっては奥行きが大きいものもあるので、設置場所の奥行きには余裕を持たせる必要があります。

購入前に次のポイントを確認しておくと安心です。

  • 洗濯機置き場の幅と奥行き
  • 防水パンのサイズ
  • 蛇口の位置
  • 壁との距離

設置場所だけでなく搬入経路も重要です。

例えば、玄関の幅・廊下の曲がり角・階段・エレベーターなどのスペースによっては、搬入が難しい状況もあります。

購入前にサイズを確認しておけば、設置トラブルを防げます。

④ ドアの開き方向(右開き / 左開き)

ドラム式洗濯機は主に「右開き」と「左開き」の2種類があり、設置場所によって使いやすさが大きく変わります。

例えば洗濯機の横に壁があると、ドアが壁側に開くタイプだと衣類の出し入れがしにくくなります。

「洗濯機の設置位置」と「洗面所の動線」を考えながら、使いやすい開き方向を選びましょう。

⑤ 静音性と振動

ドラム式洗濯機は高速回転で脱水や乾燥を行うため、運転音や振動も確認しておきたいポイントです。

最近のモデルはインバーター制御によって静音性が高くなっていますが、集合住宅や夜間に洗濯する家庭ではとくに静音性が重要になります。

カタログには「運転音(dB)」が記載されているので静かなモデルを選びたいなら、この数値を参考にするとよいでしょう。

また、設置時に防振ゴムを使用すると振動を軽減できます。

⑥ お手入れのしやすさ

ドラム式洗濯機を長く快適に使うためには、定期的なお手入れも重要です。

とくに乾燥機能を使うと

  • 乾燥フィルター
  • 排水フィルター
  • ゴムパッキン

などにホコリや糸くずが溜まりやすくなります。

最近のモデルでは「自動フィルター掃除」や「乾燥ダクト洗浄」などの機能が搭載されているものもあり、これらのモデルを選ぶとお手入れの手間を減らせます。

購入時には、こうしたメンテナンスのしやすさもチェックしておくと安心です。

ドラム式洗濯機の容量の目安【世帯人数別】


ドラム式洗濯機を選ぶとき、最も迷いやすいのが「容量(何kg)」です。
容量が小さすぎると洗濯回数が増え、大きすぎると価格やサイズが大きくなります。

販売店舗でも「何kgを選べばいいですか?」という質問は非常に多く、世帯人数や洗濯の頻度によって適した容量は変わります。

一般的に洗濯容量は、1人あたり1日約1.5kgが目安とされており、この数字をもとに容量を考えると選びやすくなるでしょう。

また、ドラム式洗濯機は乾燥容量が洗濯容量より小さいため、乾燥機能をよく使う人は少し余裕のある容量を選ぶのがポイントです。

世帯人数ごとの目安容量を解説します。

一人暮らし(7kg)

一人暮らしの場合は、洗濯容量7kg前後のドラム式洗濯機が一般的な目安です。

1人分の洗濯物であれば、この容量でも十分対応できます。

このクラスのドラム式洗濯機は

  • 本体サイズが比較的コンパクト
  • 設置しやすい
  • 価格も抑えめ

という特徴があります。

ワンルームや1Kなど、洗濯機置き場のスペースが限られている住まいでも設置しやすいため、一人暮らしの方には扱いやすいサイズです。

ただし、まとめ洗いが多い人や乾燥機能をよく使う人は、少し余裕のある容量を選ぶと使いやすくなります。

二人暮らし(7〜10kg)

二人暮らしの場合は、7〜10kg程度の容量が目安になります。

洗濯の頻度にもよりますが

  • 毎日洗濯する家庭 → 7kg前後
  • まとめ洗いが多い → 9〜10kg

という選び方をする人が多い傾向です。

なかでもドラム式洗濯機は、乾燥容量の関係で洗濯物を詰め込みすぎると乾燥効率が落ちてしまいます。

乾燥機能を活用したいなら、少し大きめの容量を選ぶと余裕を持って使えるのでおすすめです。

共働き世帯など、洗濯をまとめて行う家庭では9kg以上のモデルが人気です。

ファミリー(10〜12kg以上)

家族で使用する場合は、10kg〜12kg以上の大容量モデルがおすすめです。

家族が増えると、衣類・タオル・シーツ・子どもの衣類など洗濯物の量が一気に増えるため、小さい容量だと洗濯回数が多くなってしまいます。

とくに

  • 子育て世帯
  • スポーツをする子どもがいる家庭
  • タオルやシーツをまとめて洗う家庭

では、12kgクラスのドラム式洗濯機が選ばれることも多くなっています。

容量に余裕があると「洗濯回数を減らせる」「乾燥効率が上がる」「毛布などの大物も洗いやすい」といったメリットがあります。

長く使うことを考えると、家族世帯では少し余裕のある容量を選ぶ方が使いやすいケースが多いです。


ドラム式洗濯機のメーカー比較

ドラム式洗濯機を選ぶときに悩みやすいのが、メーカーごとの違いです。

現在、日本のドラム式洗濯機は主に国内メーカーが中心となっており、それぞれに特徴があります。

見た目が似ているように感じるかもしれませんが、実際には「洗浄方式」「乾燥方式」「使いやすさ」「メンテナンス性能」などに違いがあり、重視するポイントによって向いているメーカーも変わります。

ここでは主要メーカーごとの特徴をわかりやすく紹介します。

Panasonic(パナソニック)

パナソニックのドラム式洗濯機は、乾燥性能の高さとバランスの良さが特徴です。

主力モデルは「LXシリーズ」で、ヒートポンプ乾燥で衣類をやさしく乾燥させながら省エネ性能も高めています。

また、独自の「温水泡洗浄」機能によって皮脂汚れやニオイの原因菌にも対応しやすく、洗浄力と乾燥性能のバランスが取れているのが魅力です。

最近のモデルでは、スマートフォン連携や自動洗剤投入や自動お手入れ機能といった、便利機能も充実しています。

パナソニックは

  • 乾燥機能をよく使う家庭
  • 機能性を重視したい人
  • バランスの良いモデルを選びたい人

に向いているメーカーです。

HITACHI(日立)

日立のドラム式洗濯機は、洗浄力の高さに定評があります。

主力モデルには「ビッグドラムシリーズ」があり、大きなドラムと強いたたき洗いによってしっかり汚れを落とす設計になっています。

日立は風を使って乾燥させる「風アイロン」機能を搭載しており、衣類のシワを抑えながら乾燥できることも特徴です。

また、大容量モデルが多い、乾燥時の仕上がりが良い、洗濯物が絡みにくいといったメリットも評価されています。

日立のドラム式洗濯機は

  • 洗浄力を重視したい人
  • 家族が多く洗濯量が多い家庭
  • シワを抑えて乾燥したい人

に向いています。

TOSHIBA(東芝)

東芝のドラム式洗濯機は、ウルトラファインバブル技術を使った泡洗浄性能が特徴です。

非常に細かい泡を発生させることで繊維の奥まで洗浄成分を届け、皮脂汚れなどを落としやすくする仕組みになっています。

また東芝のドラム式洗濯機は、洗浄力の高さや節水性能、比較的コンパクトな設計が評価されており、最近のモデルでは乾燥機能や自動洗剤投入などの機能も強化され、バランスの良いモデルが増えています。

東芝は

  • 洗浄力を重視したい人
  • 節水性能を重視する家庭
  • 国内メーカーの信頼性を重視する人

におすすめのメーカーです。

SHARP(シャープ)

シャープのドラム式洗濯機の大きな特徴は、プラズマクラスター機能です。

この技術によって衣類の除菌・消臭・静電気の抑制などに対応できるのが魅力で、乾燥時の熱風を効率よく循環させる設計になっており、乾燥機能の性能も高いモデルが増えています。

さらに洗濯槽の自動洗浄やカビ対策機能など、清潔性に配慮した機能も充実しています。

シャープのドラム式洗濯機は

  • 部屋干しのニオイが気になる人
  • 除菌・消臭機能を重視したい人
  • 清潔に使いたい人

に向いているメーカーです。

AQUA・海外メーカー

ドラム式洗濯機は国内メーカーが主流ですが、AQUAや海外メーカーのモデルもあります。

AQUAはもともと三洋電機の流れをくむブランドで、比較的価格を抑えたドラム式洗濯機を展開しています。

  • できるだけ価格を抑えたい
  • シンプルな機能で十分

という方に選ばれているメーカーです。

その他海外メーカーでは、Miele(ミーレ)やBosch(ボッシュ)などの高級ブランドもあります。

これらのメーカーは耐久性やデザイン性に優れている一方で、価格が高くなる傾向があるため、一般家庭では日本メーカーのドラム式洗濯機を選ぶケースが多くなっています。

プロが選ぶ!迷ったらチェックしたい代表的な3シリーズ

多くのモデルがあって迷ってしまうという方に、店頭や買取現場でもとくに評価の高い「間違いのない」定番シリーズを3つ厳選しました。

おすすめ①:パナソニック「LXシリーズ」

ヒートポンプ乾燥の質が高く、スマホ連携などの便利機能も充実した「迷ったらこれ」と言われる完成度の高いシリーズです。

バランスの良さが魅力で、家事の時短を重視する家庭にとくに選ばれています。

おすすめ②:日立「ビッグドラム」シリーズ

日立のビッグドラムシリーズは、大容量モデルが多いのが強みです。

とにかく一度にたくさん洗いたい、乾燥後のシワを抑えたいならこちら。
「風アイロン」による仕上がりの良さは、大家族の強い味方です。

 おすすめ③:東芝「ZABOON(ザブーン)」シリーズ

東芝のZABOONシリーズは、洗浄技術「ウルトラファインバブル」による汚れ落ちに特化したシリーズ。
襟汚れや黄ばみをしっかり落としたい、というこだわり派の方に選ばれています。


ドラム式洗濯機の価格相場

ドラム式洗濯機を検討する際、気になるのが本体価格です。
縦型洗濯機と比べると価格は高めですが、その分乾燥機能や便利機能が充実しています。

現在販売されているドラム式洗濯機の価格帯は、おおよそ次の通りです。

モデル名価格詳細
エントリーモデル約15万〜18万円乾燥方式が「ヒーター式」の場合が多く、乾燥をたまに使う方に選ばれます。
中価格帯モデル約18万〜25万円主力の「ヒートポンプ式」がこの価格帯。洗剤自動投入などの便利機能も備わります。
ハイエンドモデル約25万〜35万円以上最新の省エネ技術やAI機能、大容量モデルが中心。時短と仕上がりを追求する方向けです。

価格が上がるほど、乾燥性能・便利機能・容量が充実する傾向にあります。

新品だと手が出にくいハイエンドモデルも、8〜9月の新製品入れ替え前の型落ちの時期や、状態の良い中古品を狙うと、ワンランク上の機種を手に入れられるケースもあります。長く使うものだからこそ、予算に合わせて賢く選ぶのがポイントです。

ドラム式は耐用年数が7〜10年程度とされています。
初期費用だけでなく、日々の電気代や使い勝手を含めた10年間の総額で考えるのが失敗しないコツです。

ドラム式洗濯機の電気代はどれくらい?

ドラム式洗濯機を検討している方の中には、電気代がどれくらいかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

とくに乾燥機能を使うと、電気代は縦型洗濯機より高くなるのではと心配ですよね。

ドラム式洗濯機の電気代は乾燥方式によって大きく変わります。

現在のドラム式洗濯機の乾燥方式は主に

  • ヒートポンプ式
  • ヒーター式

の2種類があり、それぞれ電気代や仕組みに違いがあります。

また、日立から出ている一部のドラム式では運転時の予熱を再利用する独自のヒートリサイクルという乾燥方式も採用されていましたが、近年では上位機種はヒートポンプ式に移行しています。

ここではヒートポンプ式とヒーター式の特徴と電気代の目安を確認していきましょう。

ヒートポンプ式の電気代

ヒートポンプ式は、現在のドラム式洗濯機で主流となっている乾燥方式です。

エアコンと同じような仕組みで空気を循環させながら乾燥させるため、効率よく衣類を乾かせるのが特徴です。

一般的なモデルでは、1回の洗濯〜乾燥で約40〜70円程度の電気代になるケースが多く、比較的省エネ性能が高いとされています。

また、ヒートポンプ式は低温で乾燥するため

  • 衣類が傷みにくい
  • 縮みにくい
  • 乾燥効率が高い

といったメリットもあります。

乾燥機能を日常的に使う家庭では、ランニングコストを抑えやすいヒートポンプ式が人気です。

ヒーター式の電気代

ヒーター式は、ヒーターの熱風で衣類を乾燥させる方式です。

構造が比較的シンプルなため、本体価格が安いモデルに採用されているのが特徴です。

ただし、ヒーターで空気を温めて乾燥させる仕組みのため、ヒートポンプ式と比べると電気代はやや高くなる傾向があります。

一般的な目安としては、1回の洗濯〜乾燥で約80〜100円前後になるケースが多いです。

またヒーター式は高温で乾燥するため

  • 衣類が傷みやすい
  • 乾燥時に熱がこもりやすい

といったマイナス面にも注意が必要です。

乾燥機能を頻繁に使うならヒートポンプ式、乾燥をあまり使わないならヒーター式といった選び方をする人も増えています。

ドラム式洗濯機を長く使うコツ

高価な家電だからこそ、できるだけ長く快適に使いたいものです。

最近のモデルは耐久性も高くなっていますが、乾燥機能を多く使う家電でもあるため、故障やトラブルを防ぐには定期的なお手入れが必要となります。

実際に修理や買い替えの相談を受ける中でも

  • 乾燥の効きが悪くなった
  • ニオイが気になる
  • カビが発生した

といったトラブルは、お手入れ不足が原因になっているケースも少なくありません。

ここではドラム式洗濯機を長く使うために知っておきたい、基本的なメンテナンス方法を紹介します。

乾燥フィルター掃除

ドラム式洗濯機を使ううえで、最も重要なお手入れの一つが乾燥フィルターの掃除です。

乾燥機能を使うと、衣類から出たホコリや糸くずがフィルターに溜まっていきます。

このフィルターが詰まってしまうと

  • 乾燥時間が長くなる
  • 乾燥が十分にできなくなる
  • 電気代が高くなる

といった原因になりますので、乾燥機能を使ったあとは毎回フィルターを掃除するのが理想です。

最近のドラム式洗濯機には自動お手入れ機能が搭載されているモデルもありますが、それでも定期的にフィルターの状態を確認しておいた方が安心です。

乾燥性能を維持するためにも、フィルター掃除は習慣にしておきましょう。

ゴムパッキンのカビ対策

ドラム式洗濯機の扉部分には、密閉性を保つためのゴムパッキンが使われています。

この部分は水分が残りやすいため、放置するとカビが発生することがあります。

洗濯後にドアを閉めたままにしたり、洗面所で湿気が多かったりする環境では、カビが発生しやすくなります。

カビを防ぐためには

  • 洗濯後はドアを少し開けて乾燥させる
  • ゴムパッキンの水分を軽く拭き取る
  • 洗剤カスやホコリを取り除く

といった簡単なお手入れが効果的です。

日常的に少し気をつけるだけでも、カビの発生を防ぎやすくなります。

槽洗浄の頻度

洗濯機を長く清潔に使うためには、洗濯槽の定期的な洗浄も重要です。

洗濯機の内部には、目に見えない洗剤カスや皮脂汚れなどが少しずつ蓄積していきます。

そのまま使い続けると、洗濯物のニオイ・カビの発生・洗浄力の低下につながる可能性があるため、メーカーでも1〜2か月に1回程度の槽洗浄を推奨している場合が多いです。

洗濯機には「槽洗浄コース」が搭載されているモデルも多く、市販の洗濯槽クリーナーを使えば比較的簡単にお手入れできます。

定期的に槽洗浄を行えば洗濯機を清潔に保ちやすくなり、結果的に長く使えます。

ドラム式洗濯機を高く売るコツ

ドラム式洗濯機は価格が高い家電ですが、状態が良ければ中古市場でも需要があり、比較的高く買取されやすい家電でもあります。

人気メーカーのモデルや新しい年式の製品は、リユース市場でも需要が高く、予想以上の価格がつくケースもあります。

ただし、同じモデルでも使用状態や付属品の有無、メンテナンス状況次第で査定額は大きく変わってしまいます。

ここでは、ドラム式洗濯機を売るときに知っておきたい高価買取のポイントを解説します。

高価買取されやすい条件

ドラム式洗濯機で高価買取されやすいのは、比較的新しい年式で状態が良いモデルです。

家電製品は新しいモデルほど需要が高いため、一般的には製造から5年以内のモデルが買取対象になりやすい傾向があります。

また、次のような条件がそろっていると査定額が上がりやすくなります。

  • 人気メーカーのモデル(パナソニック・日立・東芝など)
  • 乾燥機能付きのドラム式洗濯機
  • 外観や内部がきれい
  • 説明書や付属品がそろっている

さらに、乾燥フィルターやゴムパッキン周りを簡単に掃除しておくだけでも、査定時の印象が良くなり評価が上がります。

売却を検討しているなら、軽くお手入れをしてから査定に出すのがおすすめです。

減額されやすいポイント

一方で、次のような状態のドラム式洗濯機は査定額が下がるケースもあります。

例えば

  • 乾燥機能が正常に動かない
  • 強いニオイがある
  • ゴムパッキンにカビが多い
  • 外装に大きなキズや凹みがある

といった状態です。

とくにドラム式洗濯機は乾燥機能のトラブルが多いため、乾燥が正常にできなければ大きく減額される可能性があります。

また、搬出の際に分解が必要になると、設置場所の状況によっては買取が難しいケースもあります。

不要になったドラム式洗濯機は長期間保管するよりも、早めに査定に出す方が高額で売れる可能性が高くなるので、売却をお考えの際はできるだけ早く買取店へ相談しましょう。

ドラム式洗濯機のよくある質問

ドラム式洗濯機を検討している方の中には「乾燥は本当に使えるの?」「縦型より洗浄力が弱いって聞いたけど大丈夫?」など、さまざまな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

販売店でもこうした質問が多く寄せられています。
ここでは、ドラム式洗濯機に関するよくある疑問について分かりやすく解説します。

乾燥は本当に使える?

現場の感覚でお伝えすると、最近のドラム式洗濯機の乾燥機能は十分実用的です。

なかでもヒートポンプ式乾燥を採用したモデルでは、洗濯から乾燥まで自動で行えてタオルや衣類もふんわり仕上がります。

実際にドラム式洗濯機を使っている家庭の多くが、日常的に乾燥機能を活用しています。

ただし、乾燥性能を保つためには乾燥フィルターの掃除や適切な洗濯量、定期的なメンテナンスといった基本的なお手入れが必要です。

正しく使えば、洗濯物を干す手間を大きく減らせる便利な機能といえるでしょう。

洗浄力は弱い?

「ドラム式は縦型より洗浄力が弱い」と言われることがありますが、必ずしもそうとは限りません。

確かに縦型洗濯機は水流でしっかりかき回して洗うため、泥汚れなどの強い汚れには強い傾向があります。

一方でドラム式洗濯機は、たたき洗いや温水洗浄、高濃度洗剤などの技術を使って洗浄力を高めていますので、日常的な衣類の汚れであれば十分きれいに洗える性能を備えています。

皮脂汚れやニオイ対策などは、温水洗浄機能を搭載したモデルで効果を感じやすいでしょう。

寿命は何年?

ドラム式洗濯機の寿命は、一般的に7〜10年程度といわれています。

これは縦型洗濯機と大きく変わらない年数ですが、乾燥機能などの部品が多いため、使用状況によっては早めにメンテナンスが必要になる事態もあります。

乾燥機能を頻繁に使う、フィルター掃除をしていない、湿気の多い場所で使用している状況では、トラブルが起こることも少なくありません。

日頃から

  • 乾燥フィルターの掃除
  • ゴムパッキンのカビ対策
  • 定期的な槽洗浄

などを行えば、洗濯機をより長く快適に使いやすくなるでしょう。

ドラム式洗濯機は生活スタイルで選ぼう

ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までを自動で行える便利な家電で、家事の時間を大きく短縮できるのが魅力です。

とくに共働き家庭や忙しい方にとっては、洗濯物を干す手間を減らせる大きなメリットがあります。

一方で、容量や乾燥方式、設置スペースなど確認すべきポイントも多く、生活スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。

家族の人数や洗濯頻度、乾燥機能の使用状況を考えながら、自分に合ったドラム式洗濯機を選びましょう。

また、購入後は乾燥フィルターの掃除や定期的な槽洗浄など、基本的なメンテナンスを行えば長く快適に使えます。

ドラム式洗濯機の特徴を理解し、自分の暮らしに合った1台を選んで、毎日の洗濯をより快適に過ごしましょう。

スタッフ

監修者

黒田 真一

Reroomスタッフの黒田です。ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までを自動で行える便利な家電として、多くの家庭で人気があります。共働きのご家庭や忙しい方にとっては、家事の負担を大きく減らしてくれる頼もしい存在と言えるでしょう。雨の日や花粉の季節でも部屋干しの手間が減るため、生活の快適さを実感する方も多い家電です。 一方で、ドラム式洗濯機は高機能な分だけ価格も高く、購入を迷う方も少なくありません。「新品は予算が心配……」という方は、中古やリユース家電を選択肢に入れてみるのも一つの方法です。当社「Reroom」では、比較的新しい家電を中心に取り扱っており、状態の良いドラム式洗濯機も多数入荷しています。コストを抑えながら家事を快適にしたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。