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【2026最新】空気清浄機の選び方!主要6メーカー徹底比較ランキング

■投稿日 2026年3月16日
■更新日 2026年3月16日

メーカーの個性を強く反映しているのが加湿空気清浄機です。

店頭に並ぶモデルを前に混乱してしまい、どれが最適かわからなくなったという方もいることでしょう。

 

本稿ではシャープやパナソニックなど主要6メーカーのモデルを、ランキング形式でまとめています。

空気清浄力や消臭性能、加湿力など基本性能を中心に、使用中の音の大きさや、ランニングコストのランキングも掲載しているので、最適の一台が見つかるはずです。

目次

加湿空気清浄機選びは適用床面積に注目

加湿空気清浄機は、実際の部屋の広さより余裕のある適用床面積のモデルを選ぶのがおすすめです。

特に「空気清浄適用床面積」は、部屋の広さの2〜3倍くらいあると効率よく運転できます。

適用床面積とは、どのくらいの広さの部屋の空気を清浄・加湿できるかを示す指標です。

数値が大きいモデルほど余裕をもって運転できるため、効率よく空気を整えられます。

適用床面積に余裕を持たせるメリット

設置する部屋よりも余裕のある適用床面積のモデルを選ぶメリットは次の通りです。

  • 短時間で加湿と空気清浄ができる
  • フルパワーで運転する時間が減り、運転音が気になりにくい
  • 効率よく運転できるため、電気代を抑えやすい

たとえば10畳のリビングで使う場合、空気清浄適用床面積が20〜30畳程度のモデルを選ぶと余裕をもって運転できます。

寝室や子ども部屋など6〜8畳程度の部屋なら、15〜20畳程度の適用床面積を目安にするとよいでしょう。

適用床面積に余裕を持たせるデメリット

適用床面積に応じて、加湿空気清浄機の価格は上がります。

余裕がありすぎるモデルを選ぶと、初期費用が上がってしまうのが唯一のデメリットです。

比較に使用している加湿空気清浄機について

本稿では、加湿空気清浄機のさまざまな性能を比較し、ランキング形式で紹介しています。

気になる性能をチェックすることで、ご自身に合ったモデルやメーカーが見つけられるでしょう。

次の表は本稿で取り上げた主要モデルの一覧です。

各メーカーのラインナップの中から、空気清浄能力や加湿性能の特徴が顕著に表れる最上位モデル(最大サイズ)を中心に選定しています。

メーカー機種名空気清浄
適用床面積
加湿適用床面積
木造/プレハブ
販売価格参考
シャープKI-UX100~46畳~19畳/~31畳8万円台中盤~
ダイキンMCK906A~41畳~17畳/~29畳7万円台後半~
パナソニックF-VXW90~40畳~15畳/~24畳8万円台中盤~
ブルーエア2-in-1 Pro DH5i~40畳~24畳/~40畳8万円台前半~
ダイソンPH05~36畳~6畳/~10畳9万円台後半~
アイリスオーヤマKCHA-A55~25畳~8.5畳/~14畳1万円台後半~

※ダイソン「PH05」は、最上位モデル「Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx」

※空気清浄の適用床面積は日本電機工業会規格(JEM1467)に基づき「30分で空気の汚れを一定基準まで清浄できる部屋の広さ」として算出

多くのメーカーは同じシリーズに、よりコンパクトなモデルも用意しています。

基本的な機能は共通していることが多く、サイズが小さくなるほど価格も安くなるので、部屋の広さや予算にあわせて小型モデルもチェックしてください。

加湿空気清浄機を基本性能で選ぶ

ここからは加湿空気清浄機の基本性能である次の4項目を比較していきましょう。

  • 空気清浄力(除去できる粒子のサイズ)
  • 消臭性能(メーカー独自の消臭機能)
  • 加湿力(1時間あたりの加湿量)
  • 空気清浄スピード(最大風量)

それぞれ上位3台を発表しているので、重視したい項目を参照してください。

空気清浄力で選ぶ加湿空気清浄機

空気清浄力にはさまざまな要素が関係していますが、ここではフィルターがどれくらい小さな粒子を除去できるかを比較しています。

メーカー機種名性能・特徴
1位ブルーエア2-in-1 Pro DH5i0.1μmの粒子を99.97%除去
2位ダイソンPH050.1μmの粒子を99.95%除去
3位ダイキンMCK906A0.3μm、TAFUフィルター搭載

1位のブルーエア「2-in-1 Pro DH5i」は、ウイルスに近いサイズである0.1μmの細かな粒子を99.97%除去できます。

これは花粉の300分の1、細菌の50分の1、PM2.5の25分の1という微細さです。

2位のダイソン「PH05」もブルーエア同様に0.1μmの粒子を除去できますが、除去率がわずかに低いため2位になりました。

とはいえ本体の密閉性が高く、除去した粒子を封じ込める構造が高く評価されています。

3位のダイキン「MCK906A」が搭載するTAFUフィルターは、0.3μmの粒子を除去できる点で、ほかの加湿空気清浄機のHEPAフィルターと同じです。

ただし、静電気による吸着が長持ちし、使用10年後も高い除去性能を維持します。

消臭性能で選ぶ加湿空気清浄機

消臭性能のランキングではフィルターの工夫とあわせて、何らかの消臭機能が搭載されているものが同率1位です。

多くのメーカーは活性炭などをフィルターに採用して消臭機能を持たせていますが、表の3つはストリーマ放電など、メーカー独自の機能を搭載しています。

メーカー機種名性能・特徴
1位ダイキンMCK906Aストリーマ放電
1位パナソニックF-VXW90ナノイーX
1位シャープKI-UX100プラズマクラスターNEXT

ダイキン「MCK906A」のストリーマ放電は、プラズマによる酸化力で臭いを除去するものです。

タバコやペット、生乾きなどの生活臭に強いことに加えて菌やウイルス、ホルムアルデヒドなどの有害物質も分解してくれます。

パナソニック「F-VXW90」が搭載するナノイーXは、高濃度のOHラジカルが生活臭とあわせて、衣類やカーテンに染みついた臭いも除去します。

菌やウイルス、アレルギーの原因物質の抑制にも効果的です。

シャープお得意のプラズマクラスターは、イオンを放出して臭いや菌、ウイルスの働きを抑えます。

「KI-UX100」に搭載のプラズマクラスターNEXTは、さらに高濃度のイオンを放出することで、ペット由来の臭いや菌に特に強くなりました。

加湿力で選ぶ加湿空気清浄機

加湿空気清浄機である以上、加湿力は空気清浄能力と同様に大切です。

1時間に放出できる水分が多いほど部屋はうるおうので、1時間で放出する水の量をmL/hで比較して多い順にランキングしています。

メーカー機種名性能・特徴
1位ブルーエア2-in-1 Pro DH5i1,450mL/h
2位シャープKI-UX1001,100mL/h
3位ダイキンMCK906A1,050mL/h

1位のブルーエア「2-in-1 Pro DH5i」は、20畳以上の広い部屋でも十分な加湿力を持っています。

1,450mL/hという高い能力は、海外製のものは加湿力が弱いという従来の常識をくつがえすものです。

2位のシャープ「KI-UX100」とダイキンの3位のダイキン「MCK906A」も、20畳くらいなら対応できる加湿力が特徴となっています。

一方でアイリスオーヤマ「KCHA-A55」やダイソン「PH05」は要注意です。

加湿の考え方が異なるのか適用床面積が狭く、それぞれ450mL/h、350mL/hなので、うるおいが足らないと感じるかもしれません。

空気清浄スピードで選ぶ加湿空気清浄機

空気清浄のスピードは、加湿空気清浄機がきれいにした空気をどれくらい送り出せるかで比較しています。

最大風量の単位である立方m/分は1分当たりに送り出せる空気の体積で、8畳の部屋の空気を清浄するのにかかる時間も併記しました。

メーカー機種名最大風量8畳の清浄時間
1位シャープKI-UX10010.0立方m/分約6分
2位ダイキンMCK906A9.0立方m/分約7分
3位パナソニックF-VXW908.7立方m/分約7分

1位のシャープ「KI-UX100」は2026年に販売中の加湿空気清浄機で、きれいな空気を1分間に10.0立方mも送り出せる唯一のモデルです。

いち早くきれいな空気で部屋を満たしたい方には魅力的でしょう。

とはいえ8畳の部屋を清浄する時間で見ると、2位や3位のモデルもそれほど見劣りしませんし、4位のブルーエア「2-in-1 Pro DH5」も8.1立方m/分で十分な能力を持っています。

ただしダイソン「PH05」とアイリスオーヤマ「KCHA-A55」はともに5.0立方m/分です。

広すぎる部屋に用いると、パワー不足を感じる可能性があります。

加湿空気清浄機を音の小ささで選ぶ

基本性能がどれだけ優れていても、うるさすぎる加湿空気清浄機は使いたくないでしょう。

ここからは、2種類の運転時に出る大きさを比較していきます。

  • 最大運転時
  • 最小運転時

最大運転時に静かな加湿空気清浄機

最大運転時の音が小さいモデルのランキングは、次の表のとおりです。

最大運転時がおこなわれるのは、たとえば帰宅後です。

スイッチを入れると空気清浄と加湿がフルパワーでおこなわれ、最も騒音が出る時間が続きます。

メーカー機種名最大音量
1位ダイソンPH0548.2dB
2位シャープKI-UX10053.0dB
3位ダイキンMCK906A54.0dB

1位のダイソン「PH05」シリーズは、最大出力で運転しても静かな加湿空気清浄機が欲しい方におすすめです。

48.2dBという数値は、図書館レベルの静かさとされる40dBと比較しても、いかに静かかがわかります。

2位のシャープ「KI-UX100」の最大音量は53.0dB、3位のダイキン「MCK906A」は54.0dBですが、ランキングの5位までは55.0dB程度でそう変わりません。

55dBの音は掃除機を弱で使用した場合と同じくらいです。

少し耳障りですがフルパワー運転時だけに発生すると考えれば、我慢できないほどではないでしょう。

アイリスオーヤマ「KCHA-A55」は要確認

取り上げたモデルで、アイリスオーヤマ「KCHA-A55」のみ最大音量の表記が見つかりませんでした。

購入前には実物の音量の確認をおすすめします。

最小運転時に静かな加湿空気清浄機

最小運転時の音が小さいモデルのランキングは、次の表のとおりです。

最小運転時がおこなわれるのは、たとえば就寝時です。

整えられた部屋の空気を保つために、加湿空気清浄機は静かに運転し続けます。

メーカー機種名最小音量
1位パナソニックF-VXW9018.0dB
2位ブルーエア2-in-1 Pro DH5i20.0dB
3位シャープKI-UX10021.0dB

1位のパナソニック「F-VXW90」は驚異的な静かさです。

18dBは木の葉のすれ合う音、雪の降る音、かすかな寝息くらいだというので、できるだけ静かな環境で就寝したいという方も、ほぼストレスなく使えるはずです。

とはいえ、今回扱っている加湿空気清浄機の最小音量はいずれも静かです。

20dBを記録した2位のブルーエア「2-in-1 Pro DH5i」はもちろん、ほとんどが25.0dB以下。

最も大きな音がするというアイリスオーヤマ「KCHA-A55」でも35dB程度で、深夜の郊外やささやき声程度です。

しかし、いくら小さいとはいえ、人によっては耳障りに感じるかもしれません。

静かな加湿空気清浄機選びではデーターを鵜吞みにせず、売り場で実際に運転して確認してください。

加湿空気清浄機をランニングコストで選ぶ

いかに優れた加湿空気清浄機でも、お金がかかりすぎるものは避けたくなります。

ここからは消耗品代の安さを中心に、加湿空気清浄機を使い続けるのにかかる金額を比較していきましょう。

消耗品代がかからない加湿空気清浄機

加湿空気清浄機の主な消耗品は、空気をきれいにするための集じんフィルターと、加湿に使う加湿フィルターです。

ただし多くの機種では、これらのフィルターの交換目安が約10年とされているため、通常の使用では交換の必要がないケースも少なくありません。

一方で、定期的なフィルター交換が必要な機種もあるため、ランニングコストを比較するときは注意が必要です。

メーカー機種名交換時期フィルターの価格
1位ダイキンMCK906A10年以上約3万円
2位HEPAフィルタ搭載機種約10年約2万5,000円
(KI-UX100の場合)
4位アイリスオーヤマKCHA-A55約2年約4,000円
5位ダイソンPH05約1年約9,000円
6位ブルーエア2-in-1 Pro DH5i加湿・約半年約6,000円
集じん・約1年約8,000円

1位はTAFUフィルターを搭載したダイキン「MCK906A」です。

通常のHEPAフィルターより、10年使用後も静電気による吸着が長持ちします。

2位は一般的なHEPAフィルタを採用した機種です。

ここでは例としてシャープ「KI-UX100」の交換フィルタ一式の価格を掲載しています。

一方で注意が必要なのが、フィルター交換の頻度が高い機種です。

4位のアイリスオーヤマ「KCHA-A55」のフィルターは4,000円程度と比較的安価ですが、約2年の交換をメーカーは推奨しています。

5位「PH05」などダイソンの加湿空気清浄機は、約1年ごとに高価なフィルター交換が必要です。

6位のブルーエア「2-in-1 Pro DH5i」は、定期的に加湿用と空気清浄用(集じん)という2種類のフィルターを交換する必要があります。

半年ごとと1年ごとに交換すると、10年で20万円近くかかる計算です。

湿空気清浄機を長く使う場合はフィルター交換の頻度と価格も確認しておくと安心です。

電気代をそれほど考慮しなくてもよい理由

ランニングコストといえば一般的に電気代ですが、加湿空気清浄機ではそれほど気にする必要はありません。

実際の部屋の広さよりも2〜3倍広い適用床面積のものを選べば、フルパワーで運転する時間が短くなり、電気代に大きな差は出ないからです。

メーカー機種名
最大消費電力
(1時間あたり電気代)
最小消費電力
(1時間あたり電気代)
1位ダイソンPH0550W(1.55円)2W(0.06円)
6位シャープKI-UX10093W(2.89円)7.3W(0.23円)

※カッコ内の電気代は1時間当たりでかかる料金。1時間あたりの電気代は1W=0.031円で計算

上の表は消費電力が最小のダイソン「PH05」と最大のシャープ「KI-UX100」(空気清浄時)を比較したものです。

一見するとダイソンの方が電気代が安いように感じられますが、最大消費電力で運転する時間は使用する部屋の広さ次第です。

たとえば25畳の広いリビングで使うなら、適用床面積が狭く長時間のフルパワー運転が必要になる「PH05」のほうが「KI-UX100」より電気代がかかる可能性があります。

加湿空気清浄機は、使用する部屋より余裕がある適用床面積のものを選びましょう。

紹介した加湿空気清浄機6機種のおすすめポイント

ここからは、取り上げた主要モデルをあらためて見ていきます。

それぞれの特徴やデザインをチェックしてください。

シャープ「KI-UX100」

画像引用元:シャープ公式ページ

プラズマクラスタNEXTにより消臭力がより増した「KI-UX」シリーズの最上位機種です。

適用床面積に応じた合計3モデルがラインナップされているほか、プラズマクラスタ25000を搭載し、より狭い床面積に対応した「KI-US50」にも注目してください。

ダイキン「MCK906A」

画像引用元:ダイキン公式ページ

強い吸着力が持続するTAFUフィルターを搭載した、ストリーマーの加湿空気清浄機は、適用床面積が最も広い「MCK906A」を筆頭に4モデルがラインナップされています。

ストリーマ放電による高い消臭力は、シリーズ共通の魅力です。

パナソニック「F-VXW90」

画像引用元:パナソニック公式ページ

ナノイーXによる強力な消臭で人気の「F-VXW」シリーズには、適用床面積ごとに合計3モデルがそろいます。

上位2機種にはほかのメーカーには珍しい木目調デザインが用意されており、上質なインテリアにもマッチするでしょう。

ブルーエア「2-in-1 Pro DH5i」

画像引用元:ブルーエア公式ページ

スウェーデンの空気清浄機専業メーカー・ブルーエアは、ウイルスサイズもキャッチするフィルター能力の高さで人気です。

全方向にわたり加湿できたり、ムードライトを搭載していたりと魅力が豊富な一方で、フィルター交換に伴う、ランニングコストの高さには注意してください。

ダイソン「PH05」

画像引用元:ダイソン公式ページ

ホルムアルデヒドや有害な窒素酸化物の、除去性能が高められた最新型です。

ほかとくらべて加湿適用床面積が狭いのは、独自の加湿方法を用いているのが理由です。

強力なサーキュレーター機能で空気を循環させるので、加湿力の弱さは感じないとの声もあります。

アイリスオーヤマ「KCHA-A55」

画像引用元:アイリスオーヤマ公式ページ

価格の安さで圧倒する「KCHA-A55」は、〜25畳という狭めの加湿適用床面積、大きめの運転音、2年で交換が必要なフィルタ、独特の外観などの個性があります。

とはいえ使用する方や環境によっては、魅力的な価格がすべてを上回るでしょう。

コストパフォーマンスの高い一台を探している方におすすめです。

まとめ

最適な一台を選ぶには、使用する部屋の2〜3倍の適用床面積を持つモデルを探し、自身のライフスタイルにあったモデルを絞り込むのがよいでしょう。

空気清浄力ならダイソンやブルーエア、消臭性能ならダイキン、パナソニック、シャープなど、メーカーごとに持つ個性を見極めて、ぴったりの一台を見つけてください。

あわせて、運転時の音やランニングコストもチェックすれば完璧です。

本稿を参考に、理想の空気環境を整えましょう。

スタッフ

監修者

河上 洋介

Reroomスタッフの河上です。 家電量販店の店頭に並ぶ最新型もいいですが、手ごろな加湿空気清浄機を見つけるなら弊社もぜひご覧ください。名古屋市西区のリサイクルショップ・Reroomは、約300坪の店内に状態のよい中古家電や家具を豊富に展示しています。とはいえ在庫は常に一定ではありません。ご来店前に電話などで、加湿空気清浄機の展示があるか確認をおすすめします。