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洗濯機の買い替えはもったいない?修理と寿命の判断基準・費用を抑えるコツ

■投稿日 2026年3月6日
■更新日 2026年3月6日
洗濯機の上にタオルと洗剤ボトルが置かれた洗濯スペース

毎日使う洗濯機から変な音がしたり、エラーが頻繁に出たりすると、そろそろ寿命かと不安になるものです。
とはいえ、完全に壊れたわけではない段階で新しいものへ買い替えるべきか、それとも修理して使い続けるべきか、判断に迷う方は少なくありません。

この記事では、お使いの洗濯機がどのような状態にあるのかを見極めるための寿命のサインや、修理と買い替えの判断基準について解説します。

買い替え時の費用を抑える具体的なコツも紹介していますので、納得のいく選択をするための参考にしてみてください!

目次

洗濯機の買い替えを「もったいない」と感じる理由

洗濯機の操作パネルを指で押して運転を開始する様子

まず「もったいない」という感情の中身を整理してみましょう。

多くの方が感じる理由は、大きく3つに分けられます。

1.まだ動いているのに捨てるのがもったいない

完全に壊れたわけではないのに処分するのは気が引けるという気持ちは自然なものです。

しかし、一見すると普通に動いているように見えても、毎日の洗濯や脱水の振動によって内部の部品は確実に消耗しています。

そのまま不調を放置して使い続けると、ある日突然完全に動かなくなって慌てて手配することになったり、水漏れなどの思わぬトラブルにつながったりするケースも少なくありません。

2.購入費用が高額で出費がもったいない

新品の洗濯機は決して安い買い物ではありません。

特にドラム式洗濯乾燥機は20万円を超えるモデルも多く、急な出費としては大きな負担です。

ただし、古い洗濯機を使い続けることで電気代や水道代が余計にかかっている場合もあります。

購入費用だけでなく、ランニングコストも含めたトータルコストで考える視点が大切です。

3.まだ修理すれば使えるのではないか

部品の交換や清掃で不調が改善するケースは実際にあります。

洗濯槽のカビや排水口の詰まりが原因の場合は、クリーニングだけで洗浄力や静音性が回復することも珍しくありません。

一方で、修理しても短期間で別の箇所が壊れるリスクがある場合は、結果的に費用がかさむことになります。

洗濯機の寿命はどれくらい?3つの指標

ドラム式洗濯機の扉を開けて洗濯物を出し入れする様子

買い替えかどうかを判断するうえで、まず知っておきたいのが洗濯機の寿命の目安です。

寿命を示す指標は主に3つあります。

指標年数ポイント
標準使用期間約6~7年本体にシールで記載されていることが多い
修理部品の保有期間製造終了から6年期間を過ぎると修理できない場合がある
実際の平均使用年数約10.0年買い替え理由の約76%が故障によるもの
2025年調査

指標1.標準使用期間

洗濯機の本体には、設計上の標準使用期間が貼られており、全自動洗濯機などは一般的に7年と設定されているケースがほとんどです。

これは安全に使える目安の期間ですが、言い換えれば7年を過ぎると各部品の劣化が進み、故障が起きやすくなる時期でもあります。

「まだ使えるからもったいない」と使用を続けると、ある日突然動かなくなり、急な買い替えの出費を強いられるリスクが高まります。

指標2.修理部品の保有期間

メーカーが修理に必要な部品を保管しておく期間は、製造終了から6年が基準です。

この期間を過ぎてから故障した場合、直したくても部品がないため修理対応を断られてしまうケースが少なくありません。

購入日からではなく製造終了時点から数えるため、長く使っている洗濯機が故障した際は、まずこの保有期間を過ぎていないかを確認することが買い替え判断の大きな分かれ目となります。

指標3.実際の平均使用年数

2025年3月実施の消費動向調査によると、洗濯機を実際に使っている期間の平均は10.0年です。

買い替え理由の76.0%が故障によるもので、多くの方が壊れてから慌てて買い替えていることがわかります。

10年近く使っている洗濯機に不調が出始めたら、完全に動かなくなる前に次の候補を探し始めておくと安心です。

こんな症状が出たら買い替えを検討すべきサイン

洗濯機の操作パネルにエラー表示が出ている状態

洗濯機の不調がすべて買い替えに直結するわけではありませんが、以下のような症状は寿命が近づいているサインかもしれません。

お使いの洗濯機の使用年数と照らし合わせながら確認してみてください。

異音や振動が大きくなった

洗濯中や脱水中に「カラカラ」「ガリガリ」といった不規則な音がする場合は、まず洗濯物の中に小銭や鍵などの異物が混入していないかを確認しましょう。

異物がなく異音が続く場合は、モーターやベルト、軸受けといった内部部品の劣化が考えられます。

特に脱水時の振動が以前に比べて極端に大きくなっている場合は、洗濯槽を支える部品(サスペンションやダンパー)の劣化が進んでいる可能性があります。

水漏れが繰り返し発生する

水漏れの原因はホースの接続不良やパッキンの劣化など、修理で対処できるケースも多くあります。

ただし、修理しても繰り返し水漏れが発生する場合は、本体内部の経年劣化が疑われます。

洗濯機の水漏れの原因と対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
洗濯機の下から水漏れする原因は?箇所別の対処法と修理の判断基準

洗浄力の明らかな低下

洗い上がりに汚れが残っている、衣類に黒いカスが付着するといった症状は、洗濯槽の裏側に蓄積したカビや汚れが原因であることが多いです。

槽洗浄を試しても改善しない場合は、モーターの出力低下や洗濯槽の内部腐食が進んでいる可能性があります。

使用年数が7年を超えているようであれば、買い替えを視野に入れてもよいでしょう。

エラー表示が頻繁に出る

洗濯物の偏りや一時的な排水不良で表示されるエラーは、正常な動作の一部です。
洗濯物の量を調整したり、排水口のゴミを除去したりすることで解消する場合がほとんどです。

ただし、対処しても繰り返しエラーが表示される場合は、制御基板やセンサー類の劣化が考えられます。

制御基板の修理費用は数万円と高額になることが多いため、使用年数によっては買い替えのほうが経済的です。

焦げ臭いニオイがする

焦げ臭いニオイは、洗濯機のトラブルの中で深刻な安全上のサインです。

内部の摩擦や接触不良、絶縁劣化が原因で発熱している可能性があり、最悪の場合は火災につながることもあります。

焦げ臭いニオイを感じたら、すぐに使用を中止して電源プラグをコンセントから抜き、メーカーまたは購入店に相談してください。

買い替え前に試したい|洗濯機の寿命を延ばす方法

洗濯機の前に置かれた洗濯物入りのランドリーバスケット

洗濯機に不調が出始めたからといって、すぐに買い替えが必要とは限りません。

日ごろの使い方や設置環境を少し見直すだけで、本体の劣化を遅らせて寿命を延ばせるケースがあります。

洗濯槽のカビを定期的に除去する

洗濯槽の裏側に蓄積したカビや洗剤カスは、洗浄力の低下やニオイの原因になるだけでなく、排水経路の詰まりを引き起こしてモーターに余計な負荷をかけることがあります。

月に1回程度、市販の洗濯槽クリーナーで槽洗浄しましょう。

塩素系は殺菌力が高くカビの除去に向いており、酸素系は洗剤カスや皮脂汚れを浮かせて剥がすのが得意です。これらは、汚れの状態に応じて使い分けると効果的です。

また、洗濯後にフタ(ドラム式の場合はドア)を開けておき、槽内を乾燥させる習慣をつけることでカビの発生を大幅に抑えられます。

設置の水平を確認する

洗濯機が傾いた状態で使い続けると、脱水時の振動が偏って軸受けやダンパーに余計な負荷がかかり、部品の劣化が早まります。

本体に付属している水準器で気泡が中心にあるかを確認し、ずれている場合は調節脚で高さを合わせてください。

引っ越し後や模様替えのあとは特に確認しておきたいポイントです。

周囲にスペースを確保する

壁や棚と洗濯機が密着していると、運転中の放熱がうまくいかず、モーターやヒーターに余計な負荷がかかります。

主要メーカーの説明書では、背面・左右は少なくとも1〜2cm以上、排水ホースを引き出す側は9〜10cm以上離すよう指定されています。

機種によって必要な距離は異なるため、お手元の取扱説明書で確認しておきましょう。

乾燥フィルターの目詰まりを防ぐ(ドラム式)

ドラム式洗濯乾燥機の場合、乾燥フィルターにホコリが溜まるとヒーターやヒートポンプに過剰な負荷がかかり、乾燥効率の低下だけでなく本体の寿命にも影響します。

乾燥運転のたびにフィルターのホコリを取り除くことは、洗濯機を長く使うための基本のお手入れです。

これらを対策しても改善しない不調がある場合は、本体の経年劣化が進んでいる可能性が高いといえます。

洗濯機の修理と買い替えはどちらがお得?判断基準

洗濯機の維持費や修理費などコストをイメージした写真

洗濯機に不具合が起きた際、修理と買い替えのどちらを選ぶべきか迷うポイントです。

状況に合わせて適切な選択ができるよう、判断の目安となる視点を整理しましょう。

洗濯機の修理費用の目安と出張診断料に注意する

洗濯機の修理費用は、技術料、部品代、出張料の合計で決まります。

注意したいのは、見積もりを出してもらうだけでも費用が発生する点です。
日立やシャープなどの主要メーカーでは、修理をキャンセルした場合でも5,000円から6,000円程度の出張診断料がかかります。

実際の修理作業に至らなくても費用が伴うため、まずは買い替えを含めた検討をおすすめします。

部品修理費用の目安特徴
排水ホース・パッキン交換7,000〜15,000円比較的対応しやすい修理
排水ポンプ・センサー類8,000〜20,000円故障頻度が比較的高い部品
モーター・軸受け交換15,000〜30,000円ドラム式はさらに割高になる傾向
制御基板交換30,000〜50,000円高額のため買い替えとの比較が必要

実際の費用はメーカーや症状によって変動します。

修理代が新品価格の半額に近づいたときは、買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。

修理後に故障が再発するリスクを考慮する

経年劣化が原因で不具合が起きている場合、一箇所を直しても近い将来に別の部品が壊れる可能性があります。

標準使用期間の7年を超えた洗濯機は、内部の複数箇所で劣化が進んでいることが珍しくありません。

今回の修理であとどれくらい使えるかを想定し、次に壊れたときの費用も含めたトータルコストで判断してみてください。

新しい洗濯機への買い替えによるランニングコストを比較する

古い洗濯機を使い続けると電気代や水道代で損をするという見方もありますが、製品のタイプによって差が大きいため冷静な判断が求められます。

縦型洗濯機(洗濯機能のみ)の場合は新旧モデルで消費電力量の差が小さく、年間の電気代の差は数百円から1,000円程度にとどまることがほとんどです。

一方で、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥機能を頻繁に使う場合は、最新のヒートポンプ式モデルに買い替えることで年間数千円の節約につながるケースがあります。

省エネ効果だけでなく、修理費用や使用年数と組み合わせて総合的に検討すると安心です。

洗濯機の買い替え費用を抑える方法

ランドリールームに設置されたドラム式洗濯機と洗濯かご

買い替えを決めたら、できるだけ出費を抑えたいところです。

以下の方法を検討することで、総額を抑えられるケースがあります。

モデルチェンジ直前の型落ち品を狙う

洗濯機は毎年モデルチェンジが行われますが、型落ち品は機能面での差が小さいにもかかわらず大幅に値下がりすることがあります。

一般的に、縦型洗濯機は6月ごろ、ドラム式は10〜11月ごろに新モデルが発売される傾向にあります。
そのため、直前にあたる時期(縦型は4〜5月ごろ、ドラム式は8〜9月ごろ)が旧モデルの狙い目です。

メーカーや年によって発売時期は前後するため、購入を検討しているメーカーの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

家電量販店の決算セールを活用する

多くの家電量販店は、中間決算(9月)と本決算(3月)の時期にセールを実施します。
年末年始セールや、2〜3月の新生活応援セールも洗濯機の値下がりが期待できるタイミングです。

また、ボーナス時期も値下がりが期待できるタイミングです。

急ぎでない場合は、こうしたセールの時期を待って購入するのも賢い方法でしょう。

ポイント還元や価格交渉を活用する

家電量販店で洗濯機を購入する際は、ポイント還元率の違いにも注目しましょう。

ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダデンキなどの大手量販店は現金払いで基本10%還元のため、10万円の洗濯機なら1万円分のポイントが付く計算です。
ただし、一般的なクレジットカード払いでは8%に下がることもある点には注意が必要です。

ケーズデンキのようにポイント制度がなく現金値引きで対応する量販店もあるため、ポイントを使い切れるかどうかも含めて実質的な支払額で比較してみてください。

店頭では、他店の価格を伝えることで値引きやポイント上乗せに応じてもらえるケースもあります。
決算期やボーナス時期はとくに交渉が通りやすい傾向です。

あわせて、メーカー公式サイトでキャッシュバックキャンペーンが実施されていないかも購入前にチェックしておきましょう。

自治体の省エネ家電補助金を確認する

洗濯機の買い替えに補助金が出るケースは全国的に見ると稀ですが、お住まいの地域によっては制度を活用できる場合があります。
省エネ家電の補助金は各自治体が独自に対象品目を決めており、エアコンや冷蔵庫のみに限定されるケースが一般的です。

とはいえ、埼玉県日高市のようにインバーター制御付きといった条件で洗濯機を対象としている自治体も一部存在します。

念のため、お住まいの自治体名に「省エネ家電、補助金、洗濯機」というキーワードを組み合わせて検索し、活用できる制度がないか確認してみるのもひとつの手です。

古い洗濯機を下取り・買取に出す

家電量販店の下取りキャンペーンを利用すれば、新しい洗濯機の購入費用を一部相殺できることがあります。

ただし、実質的にはリサイクル回収費用に値引きを上乗せした形も多く、トータルでの値引き額が小さくなるケースもあるため注意が必要です。

洗濯機がまだ正常に動作する状態であれば、リサイクルショップでの買取も有力な選択肢です。

特に製造から5年以内の洗濯機であれば、買取価格がつく可能性が高いでしょう。

処分費用を正しく把握しておく

洗濯機は家電リサイクル法の対象製品であり、処分時には「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。

処分方法費用の目安特徴
買い替え時に量販店で引取り約4,000〜5,500円手間が少なく一般的な方法
購入店に引取りのみ依頼約4,500〜6,000円買い替えなしの処分時
指定引取場所へ自分で持込み2,530円〜
(リサイクル料のみ)
リサイクル料のみ運搬の手間あり

収集運搬料金は店舗により異なるため、事前に把握しておくことで買い替えの総費用を正確に見積もりやすくなります。

中古(リユース)の洗濯機を検討する

新品は予算的に厳しいものの、今の洗濯機を使い続けるのも不安という場合は、中古洗濯機という選択肢もあります。

リサイクルショップでは製造から数年以内の高年式モデルが販売されていることがあり、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
選ぶ際は、以下のポイントを確認してください。

  • 製造から5年以内の製品
  • 動作確認や内部の分解洗浄が行われているか
  • 購入後の保証が付いているか
  • 配送や設置、古い洗濯機の引き取りに対応しているか

これらの条件を満たす店舗であれば、中古でも安心して使える洗濯機が見つかるでしょう。

名古屋で洗濯機を買い替えるならReroomへ

洗濯物が入ったランドリーバスケットと洗濯機のある洗濯スペース

名古屋エリアで新しい洗濯機をお探しの際は、西区の大型総合リサイクルショップであるReroom(リルーム)を選択肢に加えてみてください。

製造から5年以内の比較的新しいモデルを豊富に揃えており、すべて分解洗浄と動作確認を済ませてから店頭に並べています。

  • 売り場面積約300坪、約2000点の商品を展示する大型店舗
  • 高年式の家具家電を中心に取り扱い
  • 店頭買取や出張買取に対応
  • 洗濯機や家電はメンテナンス・クリーニング済み

洗濯機は容量や機能によって価格差が大きく、新品を購入すると想定以上の出費になることも少なくありません。
そのため、状態の良い中古製品を選ぶことで、費用を抑えながら買い替えを進めたいと考える方も増えています。

スタッフが予算に合わせた機種選びをサポートしますので、買い替えで悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ|洗濯機の買い替えはもったいない?寿命と費用で納得の判断を

ランドリーバスケットに積まれた洗濯後のタオル

まだ使える洗濯機を手放すのはもったいないと感じるものですが、不調を抱えたまま使い続けると、ある日突然動かなくなり生活に支障が出ることもあります。 

修理か買い替えかで迷ったときは、使用年数に注目してみてください。

製造から年数が経っているほど修理の手間や費用が重なりやすくなるため、長期的な視点で無駄のない選択を見極めることが大切です。

費用をできるだけ抑えたい場合は、製造から数年しか経っていない高年式の中古洗濯機を選ぶのもおすすめです。

名古屋市近郊で買い替えをお考えの方は、状態の良い家電を多数展示しているReroom(リルーム)もぜひご検討ください。

古い洗濯機の引き取りから新しい洗濯機の設置まで一括でサポートいたします。

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スタッフ

監修者

河上 洋介

Reroomスタッフの河上です。 長年使ってきた洗濯機に不具合が出ると、まだ直せるのではないかと買い替えをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。 壊れたからといってすぐに手放すのは惜しいと感じる反面、古い洗濯機を無理に修理しても、すぐに別の箇所が故障して結果的に出費がかさむケースは珍しくありません。 修理と買い替え、どちらが本当に無駄のない選択なのか、冷静に見極めることが大切です。 今回は、費用の目安や部品の保有期間など、買い替え時期を判断するための具体的な基準を解説しました。 手元の洗濯機の状態と照らし合わせ、納得のいく決断するための参考になれば幸いです。 もし寿命や高額な修理費用を理由に買い替えが必要になった際は、高年式の中古家電を扱うReroomへのご相談もひとつの方法となります。 名古屋市近郊での実物の確認から配送設置、古い洗濯機の引き取りまで、買い替えにかかる手間をまとめてサポートいたしますので、出費を抑えたい方はお気軽にお問い合わせください。