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エアコンが壊れた!修理・買い替え前に確認すべきポイントや対策を解説
エアコンが欠かせない時期に、効きが悪かったり異音がしたりすると「故障かな?」と不安になりますよね。
特に猛暑日は熱中症のリスクもあるため、早急に修理や買い替えをしなければと焦る方も多いでしょう。
しかし、こうした不調のすべてが深刻な故障とは限りません。
フィルターの目詰まりやリモコンの電池切れなど、セルフチェックだけで解決するケースも多々あります。
まずは原因を特定し、冷静に対処することが大切です。
本記事では、エアコンによくある不調の症状と対処法、修理と買い替えの判断基準を詳しく解説します。
あわせて、すぐにエアコンが使えない時の応急処置も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
業者を呼ぶ前にチェック!よくある不調と対処法

エアコンの修理や点検を依頼すると、不具合の内容に関わらず出張費・点検料などのコストが発生します。
「自分で簡単に対処できたはずのトラブルに、余計な費用を支払ってしまった…」なんて後悔しないためにも、まずは以下のセルフチェックリストで現状を確認してみましょう。
① 風が出ない・弱い
フィルターのホコリが蓄積すると空気の通り道が塞がれ、風量が大幅に落ちてしまいます。
風がほとんど出ない・以前と比べて明らかに弱いと感じる場合は、内部の故障を疑う前にフィルターの汚れを確認してください。
【フィルターの掃除手順】
- ホコリを吸い取る
前面パネルを開けフィルターがついたままの状態で、表面のホコリを掃除機で吸い取る - フィルターを外して水洗い
フィルターを取り外し、裏面からシャワーを当てて汚れを洗い流す。汚れがひどい時は、柔らかいブラシで軽く擦る - 乾燥させて取り付ける
タオルで水気を拭き取り、陰干しでしっかり乾かしてから元に戻す
室外機の周辺に物が置かれていたり、落ち葉やゴミが詰まっていたりしても風が弱くなるため、室外機まわりの状況も忘れずにチェックしましょう。
また、知らぬ間に送風や除湿モードに切り替わっており、冷暖房が効いていないと勘違いするケースもあります。
② 冷えない・暖まらない
「風は出るけれど冷えない・暖まらない」というときは、まず設定温度を極端に変えて(冷房は低く、暖房は高く)30分ほど運転を続けてみてください。
室温との差が小さいと、エアコンが「十分冷えた(暖まった)」と判断してパワーを抑えてしまうことがあるからです。
また、直射日光が入る部屋や窓・ドアの開閉が多い環境では、エアコンの能力以上に熱が出入りしてしまい、十分な効果が得られないこともあります。
その場合はカーテンで日差しを遮る、窓やドアをしっかり閉めるといった環境の見直しを併せて行うといいでしょう。
これらを試しても状況が変わらない場合は、内部に不具合が生じている可能性があります。
メーカーや専門業者に連絡して対応を相談してみてください。
③ 異音がする(カタカタ・ゴー・キーンなど)
エアコンの運転中に異音が聞こえる場合でも、必ずしも内部部品の故障が原因とは限りません。
例えば、フィルターや前面パネルが正しく装着されていないと、運転時の振動でカタカタと音が出ることがあります。
また、内部に溜まったホコリやゴミが空気の流れを乱して異音を招いたり、不安定な場所に置かれた室外機の振動が周囲と共鳴して音が響いたりするケースも考えられます。
まずは、室内機や室外機の状態、および設置環境を改めて見直してみましょう。
- 前面パネルがカチッと閉まっているか
- フィルターが奥まで正しく差し込まれているか
- 吹き出し口の羽根(ルーバー)が外れたりズレたりしていないか
- ダストボックスが浮いていないか(お掃除機能付きの場合)
- 室外機の上に物を置いていないか
- 室外機に掃除用具などが接触していないか
- 室外機の土台(プラスチック部分)が地面から浮いたりガタついたりしていないか
- 換気扇を回したときに音が鳴り始めていないか(ポコポコ音の場合)
④ 変なにおいがする
冷房の使用後に内部が湿った状態が続くとカビが発生しやすくなり、運転時に不快なにおいとして感じられることがあります。
においが気になる場合は以下のような手順でお手入れを行いましょう。
- 事故防止のためエアコンの電源を切る※可能であればコンセントを抜く
- フィルターの掃除
フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ってから水洗いする。陰干しでしっかり乾かす - 吹き出し口・ルーバーの拭き掃除
風が出てくる「吹き出し口」や、風向きを変える「ルーバー(羽根)」をお湯で濡らして固く絞った布で、優しく拭き取る - 「送風」または「内部クリーン」で乾燥させる
冷房ではなく「送風」運転を1〜2時間ほど行い、エアコン内部の水分を飛ばして乾燥させる
カビ臭やホコリ臭さではなく焦げ臭いにおいがした場合は、内部の電気系統に異常が発生している可能性があります。
自力での対処や使用継続は、発火の恐れがあり大変危険です。
直ちに使用を中止し、メーカーや専門業者へ相談してください。
⑤ エアコンが途中で止まる・勝手に切れる
運転中に突然止まる場合、室外機の過熱による安全装置の作動や、電源プラグ・コンセントの接触不良、ブレーカーの作動といった電源系統のトラブルが原因として考えられます。
まずは以下の手順で復旧できないか試してみましょう。
エアコンが止まった時のチェック手順
- タイマー設定を確認する
意図せずタイマーボタンを押してしまっていないか、リモコンの液晶画面を確認する - リモコンの電池を交換する
- 電源プラグを抜き差ししてリセットする
一度電源プラグを抜き、3分ほど待ってから差し直す - フィルターや室外機まわりを確認する
周囲に物がないか、汚れが溜まっていないか確認
こうした対応後も症状が続く場合は、内部センサーや基板の不具合が疑われます。
エラーコード(英数字)がリモコンに表示されていないか確認し、メーカーへ相談しましょう。
⑥ リモコンが効かない・反応が鈍い
リモコンの操作が効かない、あるいはエアコンの反応が鈍いと感じる際は、電池の消耗によって送信信号が弱まっているか、本体受信部に付着した汚れによって操作信号がうまく伝わっていないケースが考えられます。
まずは電池を新しいものに交換し、あわせて本体の受信部を乾いた布で軽く拭き取ってみましょう。
リモコンが動作しているのか不安な場合は、以下の手順で赤外線の発光を確認してください。
- スマートフォンのカメラアプリを起動する
- リモコンの送信部(先端のライト部分)をカメラのレンズに向ける
- リモコンのボタンを押しながら、スマートフォンの画面越しに送信部を見る
- リモコンのボタンを押した際に、送信部が青白く(白や紫の場合もある)光ればリモコンは正常。全く光らない、もしくは特定のボタンを押したときに光らない場合は、一部のボタンの故障が考えられる
⑦室内機から水が漏れる
エアコンの吹き出し口や底面からの水漏れは、冷房中に発生した結露水がうまく外へ排出されず、室内機の受け皿(ドレンパン)から溢れ出しているサインです。
まずは屋外の排水ホース(ドレンホース)を確認し、先端が物で塞がっていないか、中にゴミや虫が詰まっていないかをチェックしましょう。
先端のゴミを取り除いたり、市販のクリーナーで内部の詰まりを吸い出したりすることで改善する場合があります。
それでも水が止まらない場合は、エアコン内部の受け皿(ドレンパン)の汚れや部品の不具合が疑われます。
無理をせず早めにメーカーや専門業者へ相談するようにしましょう。
修理?買い替え?判断のポイントとは

これまで紹介した対処法を行っても状況が改善しない場合、いよいよ修理や買い替えを視野に入れる必要があります。
ただ、いざ依頼するとなると「どちらを選択すべき?」と頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、判断の目安となる3つのポイントを詳しく解説します。
修理か買い替えか迷った際には、ぜひ参考にしてください。
① 保証期間の有無を確認
修理を依頼する前に、まず確認したいのがメーカー保証や家電量販店の延長保証です。
メーカーの1年保証が切れていても、量販店の長期保証(5年・10年)に加入していれば、無償で修理してもらえる場合があります。
保証書を手元に用意して、対象期間内かどうかを確認しておきましょう。
ただし、たとえ保証期間内であっても、落雷や地震といった自然災害による故障や、お手入れ不足による汚れが原因の不具合は、無償修理の対象外となることがあります。
リモコンなどの付属品やフィルターといった消耗品の破損も、基本的には自己負担での対応となるため注意が必要です。
② 修理費用の金額で判断する
保証が切れていても修理は可能ですが、その場合の費用は全額自己負担です。
部品交換のない修理なら数千円程度、コンプレッサー故障やガス漏れ修理なら5〜10万円以上というように、内容次第で費用は大きく異なるため、まずは見積もりを依頼しましょう。
もし修理見積もりが新品価格の半分を超えるようであれば、買い替えを検討する一つの目安となります。
③ 使用年数で判断する
エアコンの設計上の標準使用期間は10年が目安とされています。
購入から10年前後が経過している場合、一度修理しても別の箇所が次々に故障する「いたちごっこ」になりやすく、結果的に修理費の合計が新品の購入金額を上回ってしまうことも少なくありません。
また、メーカーによる修理用部品の保有期間(製造終了から約9〜10年)を過ぎていると、そもそも修理自体が不可能なケースも出てきます。
10年を一つの節目として、最新モデルへの買い替えによる省エネ効果や電気代の削減メリットも考慮しながら、慎重に判断しましょう。
電気代の確認方法
現在使っているエアコンと新しいエアコンの電気代を比較するなら、環境省が提供している比較サイト「しんきゅうさん」を使うのがおすすめです。
【しんきゅうさんの使い方】
- 「しんきゅうさん」の公式サイトにアクセスする
- メニューから「かんたん比較」→「エアコン」を選択する
- 現在使用している冷蔵庫の「購入年」や「冷房能力(部屋の広さ)」「メーカー」「型番」を入力する
- 購入予定のエアコンの「冷房能力(部屋の広さ)」「メーカー」「型番」を入力、または条件から検索する
- 「比較する」ボタンを押して、年間の消費電力量や電気代の差額を確認する
エアコン以外の家電もまとめてシミュレーション可能なため、家計の見直しツールとしても優秀です。
最新の省エネランキングも確認できるので、機種選びの強い味方になるでしょう。
エアコンを長く使うためにできること

せっかく修理をしたり買い替えたりしたエアコンは、少しでも長く使いたいですよね。
寿命を延ばすための3つのポイントを紹介します。
① こまめにメンテナンスする
エアコンを汚れたまま使い続けると、冷暖房の効率が落ちるだけでなく故障の原因にもなります。
ホコリがたまりやすいフィルターの清掃はもちろん、以下のパーツも定期的にメンテナンスすることが大切です。
- 吹き出し口(ルーバー)の拭き掃除
- 屋外ドレンホースの詰まりチェック
- 室外機周辺のゴミの除去
日々のお手入れの手間を省きたい場合は、お掃除機能付きのエアコンを選ぶのもいいでしょう。
ただし、内部の熱交換器(アルミフィン)へ市販の洗浄スプレーをかけたり、内部ファンの奥深くを細長いブラシなどで無理に掃除しようとしたりすると、故障や火災の原因になることもあり大変危険です。
取り切れない汚れはプロ(エアコンクリーニング業者)に任せるようにしましょう。
② シーズン前に「試運転」を行う
本格的に暑くなる前の5月〜6月頃に、一度冷房の試運転を行うことも大切です。
低い温度設定(18℃程度)で10分〜30分ほど運転させ、冷風がしっかり出るか、異音や異臭がしないか、排水ホース(ドレンホース)から水が出ているかを確認しましょう。
この段階で不具合を見つけられれば、修理業者が混み合う繁忙期を避け、余裕を持ってスムーズに対応できます。
③温度設定を見直す
無理な急冷や極端に低い温度設定での長時間運転は、エアコンの心臓部であるコンプレッサーを酷使し、寿命を縮める原因になります。
冷房時は28℃を目安にし、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させるなど、エアコンに過度な負担をかけずに使用するようにしましょう。
エアコンの新設・修理までを乗り切る方法

修理や買い替えが決まっても、業者の手配がつくまで数日、混雑する夏場には1か月以上待つこともあります。
ここでは、エアコンが使えない期間が長い場合の具体的な暑さ対策や代用品について紹介します。
① 扇風機やサーキュレーターを活用
エアコンがない状況でも、扇風機やサーキュレーターで室内の空気を動かすだけで体感温度は下がります。
背面側に凍らせたペットボトルや大判の保冷剤を置くと、より冷たい風を送り出せるためおすすめです。
また、工事不要で導入できる窓用エアコンやスポットクーラーを活用するといった選択肢もあります。
| 機器 | 特徴 |
|---|---|
| 窓用エアコン | ・壁に穴を開けられない部屋でも設置できる ・窓枠に取り付けるだけで部屋全体を冷やせる ・工事不要で、手軽に導入できる |
| スポットクーラー | ・キャスター付きで、使いたい場所へ自由に移動できる ・排熱ダクトを窓の外に出すだけで、特定のスペースを強力に冷やせる ・設置場所を選ばず、すぐに使用できる |
② 市販の涼感グッズをフル活用する
首元を冷やすネッククーラーや、冷却ジェルの入った枕・マットなどの涼感グッズも積極的に取り入れましょう。
- ネッククーラー
- 冷却シート
- 冷感スプレー
- 冷却マット・枕
- 接触冷感の寝具・衣類
- 携帯扇風機(ハンディファン)
- 冷感タオル
- ハッカ油など
特に「太い血管が通っている場所(首・脇・足の付け根)」を保冷剤などで冷やすと、効率よく体温を下げられます。
③ 室内環境を工夫する
直射日光を遮るだけでも、室温の上昇はかなり抑えられます。
昼間でも遮光カーテンを閉める、窓の外にすだれやよしずを設置するなど工夫して、熱が室内に入るのを防ぎましょう。
また、熱を発するパソコンやテレビなどの電化製品の電源をこまめに切ることも大切です。
④ 外出する
自宅で過ごすのが困難なほど暑い時間帯は、無理をせず冷房の効いた公共施設や商業施設へ避難しましょう。
図書館、ショッピングモール、カフェなどで過ごすことで、熱中症のリスクを避けながら設置・修理までの時間を安全に過ごせます。
⑤ 中古エアコンの導入を検討する
新品の設置まで数週間以上かかり、どうしても待てないという場合は、中古エアコンの導入を検討するのも一つの手です。
中古販売店であれば在庫が豊富なうえ、新品よりも早いサイクルで工事が可能なケースもあります。
コストを大幅に抑えられるため、予算的に新品の購入が厳しい方や、短期間だけエアコンを設置したい方にもおすすめの手段です。
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まとめ

エアコンの不具合は金銭的・時間的な負担が大きいため不安になりがちですが、ちょっとした確認や清掃で解決できるケースも多くあります。
まずは冷静に原因を見極め、本記事で紹介した対処法を試してから専門業者へ相談しましょう。
もし夏場の繁忙期に重なり、修理や新設に時間がかかる場合は、冷感グッズの活用や「つなぎ」としての中古エアコン導入も有効な手段です。
早めの対策と日々のケアで、厳しい夏を快適に乗り切りましょう。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | Reroom リルーム |
| 住所 | 〒452-0811 愛知県名古屋市西区砂原町43−2 |
| 電話番号 | 052-908-0302 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 水・木(買取は年中無休) |
| 駐車場 | 14台完備 |
監修者
黒田 真一
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